選考状況を面接で質問された際のポイントと回答例をお伝えします。
→転職活動では併願先があるのは伝えてしまって構いません。
逆にない方が変だと思われます。
今は転職活動で併願先があるのは当たり前だからです。
長く働くことになる会社を選ぶのに、1社だけで決めるのは安易じゃないか
転職を簡単に考えてるのでは?と思われます。
2は『2社最終面接に進んでいます。』『書類選考に3社合格しました』など
選考がどこまで進んだかを伝えてもかまいません。
他社で選考を進めている人材なら、優秀に違いないと思い、それがプラスの評価を
されることもあるのと、選考スケジュールを併願先に合わせてもらえる、早めてもらえる
こともあるからです。
3はウソなのに「御社が第一志望です」と伝えたところで、それが選考にどこまで
プラスになるかは疑問です。
また6社中の4番目です、とはっきりと志望順位が低いことを
話すのも「冷やかしか」と思われます。言わなければ面接に合格していたのに、正直に話したことで
不合格にされることもあります。候補者が複数名いて能力が大差なければ、入社意欲が見られるためです。
4
転職活動を進めると、志望順位は入れ替わることが多いのと、上と同じく第一志望以外に
順位を伝えると不利になるからです。
・「どれくらいの確率で入社してくれそうか」という意欲のレベルが知りたい
・どんな会社を選んでいるかを聞き、業界や職種などに、一貫性があるか知りたい
になります。
後者は、応募している会社の規模や仕事内容がバラバラな時は注意してください。
2社受けていて、片方が営業職・もう1つが経理の求人だとしたら、つじつまが合わなくなります。
面接先の企業の志望理由で『御社の営業スタイルに魅力を感じ営業がやりたい』と伝えていたのに
併願先が経理だと、「言ってることとちがうじゃないか」と思われます。
一貫性がないと思われます。
志望理由とズレがある併願先、軸がバラバラな企業は語らないようにしましょう。
・1
「他にも選考が進んでいる会社があります。2社面接予定の会社があります。御社に魅力を感じており、
検討させて頂きたいと思っています。」
・2
私は今回の転職で○○の仕事に就きたいと思って活動をしております。その○○に関われる企業様に
何社か応募しております。今の時点では明確な順位を決めることができません。ですが御社の仕事の○○
の点は非常に魅力を感じております。
・3
官公庁向けの営業を行なう仕事で数社選考が進んでいます。現在、御社を優先して前向きに検討いたしております。会社のことや仕事内容をより詳しくお聞きしたいと思っています。
ぜひ次の面接の機会もいただけますとありがたいです。
・4
御社以外に、食品メーカーと、食品卸の会社に応募しております。『食』に関われる営業職を
希望しておりますが、データ重視の提案型営業ができる御社に大変魅力を感じております。
・5
他に面接が終了した会社が3社あります。ですが私としては御社に大変魅力を感じており、最有力候補の1つと思っております。
・6
応募したのは御社だけです。御社の求人情報と、ホームページを調べた中で
私の転職の目標である○○が出来る点、○○の点に大変引きつけられ、御社以外に受ける
気持ちがなくなりました。
→1社しか応募していないパターン
・7
在職中なので、仕事もあるので、御社1社に絞って応募しました。自分のキャリアが活かせる
と思ったのと、企業研究をして○○ができる環境にあることを知り、選びました。
・8
経理事務で御社以外に2社応募しております。まだ結果待ちの状態ですが、御社から内定を
頂くことができましたら、第一志望なので、他社さまは辞退したいと考えています。
・9
機械の設計エンジニアにどうしてもなりたいと思っており、機械メーカー3社を受けています。
御社の機械は業界に先がけた製品を続々と開発されている点と、技術者が新規事業の提案をする
チャンスも多いと聞きました。私の目標が『新しい価値を生む製品を作る』なので
その点ですごく働きたいと思っております。
「後から面接を受ける企業もあるので、今の時点でははっきりとした順位を
申し上げることができません」と言い訳して上手く逃げましょう。
その上で「御社には大変強い魅力を感じております」と
志望理由を強く語り、アピールしてフォローします。
選考状況を伝えるのはアリか?
→転職活動では併願先があるのは伝えてしまって構いません。
逆にない方が変だと思われます。
今は転職活動で併願先があるのは当たり前だからです。
長く働くことになる会社を選ぶのに、1社だけで決めるのは安易じゃないか
転職を簡単に考えてるのでは?と思われます。
伝え方
1 社名は喋らない
2 選考の進み具合を伝えてもいい
3 無理に応募先を第一志望と言う必要はない
→『最有力候補の1つ』くらいのイメージで伝える
4 第一希望ならその旨をはっきり伝える、そうでなければ志望順位は伝えない
1 社名は喋らない
2 選考の進み具合を伝えてもいい
3 無理に応募先を第一志望と言う必要はない
→『最有力候補の1つ』くらいのイメージで伝える
4 第一希望ならその旨をはっきり伝える、そうでなければ志望順位は伝えない
2は『2社最終面接に進んでいます。』『書類選考に3社合格しました』など
選考がどこまで進んだかを伝えてもかまいません。
他社で選考を進めている人材なら、優秀に違いないと思い、それがプラスの評価を
されることもあるのと、選考スケジュールを併願先に合わせてもらえる、早めてもらえる
こともあるからです。
3はウソなのに「御社が第一志望です」と伝えたところで、それが選考にどこまで
プラスになるかは疑問です。
また6社中の4番目です、とはっきりと志望順位が低いことを
話すのも「冷やかしか」と思われます。言わなければ面接に合格していたのに、正直に話したことで
不合格にされることもあります。候補者が複数名いて能力が大差なければ、入社意欲が見られるためです。
4
転職活動を進めると、志望順位は入れ替わることが多いのと、上と同じく第一志望以外に
順位を伝えると不利になるからです。
なぜ面接官は選考状況を質問するのか
・「どれくらいの確率で入社してくれそうか」という意欲のレベルが知りたい
・どんな会社を選んでいるかを聞き、業界や職種などに、一貫性があるか知りたい
になります。
後者は、応募している会社の規模や仕事内容がバラバラな時は注意してください。
2社受けていて、片方が営業職・もう1つが経理の求人だとしたら、つじつまが合わなくなります。
面接先の企業の志望理由で『御社の営業スタイルに魅力を感じ営業がやりたい』と伝えていたのに
併願先が経理だと、「言ってることとちがうじゃないか」と思われます。
一貫性がないと思われます。
志望理由とズレがある併願先、軸がバラバラな企業は語らないようにしましょう。
回答例
・1
「他にも選考が進んでいる会社があります。2社面接予定の会社があります。御社に魅力を感じており、
検討させて頂きたいと思っています。」
・2
私は今回の転職で○○の仕事に就きたいと思って活動をしております。その○○に関われる企業様に
何社か応募しております。今の時点では明確な順位を決めることができません。ですが御社の仕事の○○
の点は非常に魅力を感じております。
・3
官公庁向けの営業を行なう仕事で数社選考が進んでいます。現在、御社を優先して前向きに検討いたしております。会社のことや仕事内容をより詳しくお聞きしたいと思っています。
ぜひ次の面接の機会もいただけますとありがたいです。
・4
御社以外に、食品メーカーと、食品卸の会社に応募しております。『食』に関われる営業職を
希望しておりますが、データ重視の提案型営業ができる御社に大変魅力を感じております。
・5
他に面接が終了した会社が3社あります。ですが私としては御社に大変魅力を感じており、最有力候補の1つと思っております。
・6
応募したのは御社だけです。御社の求人情報と、ホームページを調べた中で
私の転職の目標である○○が出来る点、○○の点に大変引きつけられ、御社以外に受ける
気持ちがなくなりました。
→1社しか応募していないパターン
・7
在職中なので、仕事もあるので、御社1社に絞って応募しました。自分のキャリアが活かせる
と思ったのと、企業研究をして○○ができる環境にあることを知り、選びました。
・8
経理事務で御社以外に2社応募しております。まだ結果待ちの状態ですが、御社から内定を
頂くことができましたら、第一志望なので、他社さまは辞退したいと考えています。
・9
機械の設計エンジニアにどうしてもなりたいと思っており、機械メーカー3社を受けています。
御社の機械は業界に先がけた製品を続々と開発されている点と、技術者が新規事業の提案をする
チャンスも多いと聞きました。私の目標が『新しい価値を生む製品を作る』なので
その点ですごく働きたいと思っております。
それでも志望順位をしつこく聞かれたら?
「後から面接を受ける企業もあるので、今の時点でははっきりとした順位を
申し上げることができません」と言い訳して上手く逃げましょう。
その上で「御社には大変強い魅力を感じております」と
志望理由を強く語り、アピールしてフォローします。