転職の自己PRは下の構成ポイントで作ると、しっかりしたものが出来上がります。
●結論
1 私は○○ができる Can
↓
●事例
2 それを証明するこんな経験がある(エピソード) Example
↓
●企業へのメリット・活用法
3 私の強みを活かし、○○の貢献ができる Merit
御社にこんなメリットを与えられる
↓
●結論
4 だから御社に入社しても活躍できる End
この4つの論法で自己PRを話すと伝わりやすいです。
*Canの足りない部分は、Will で意欲を伝えて、置き換えてフォローすれば可
1.結論
「私の○○の実績がある」
「強みは〜の点です」
「〜を達成しました」
といった結論を最初にもってきます
2.事例
結論を証明するためのエピソードを次に伝えます。
エピソードや事例がないと嘘くさく・抽象的に聞こえます。
たとえば
「お客様と信頼関係を作り、リピートしてくださるお客様が多くいらっしゃいました。
この経験から御社でもお役に立てると思います。」
これだけだと面接官はイメージしにくく、良い所が伝わりにくいです。
下のようにエピソードを加えます。
お客様との信頼関係づくりが強みです。
来店されたら、お客様の目を見て顔を向き合って、真剣に話を聞きます。
さらに私がその場で答えられない質問には、どんな些細なものでも後から調べて回答。
お客様の商品以外のプライベートな困りごと、例えばペットの犬のしつけがうまくいかないと分かれば
役に立つテレビ番組を調べて紹介
約束を守る・お客様の役に立ちたい、という姿勢を前面に出して接客を行ないます。
小さいことの積み重ねで信頼を勝ち取っていくことを心がけていました。
「○○さんに何もかも任せるわ」と言われるくらいファンになって頂き、
このスタイルを貫くことでリピート率は社内トップでした。
と具体的なエピソードを加えながら話します。
面接官がどんな行動をとってきたかのイメージがしやすく、自己アピールが
伝わりやすくなります。
3 企業へのメリット・活用法
企業の求人情報にある人材のニーズと、自分のCan(=できること)を結びつけます。
私の強みの○○は、御社の中で、○○のように活かせます。○○のメリットを与えられます。
と「自分が培ってきたキャリアが、どう企業の求人で貢献できるか」を最後に語ります。
『あなたのおすすめポイント』を話します。
求人の仕事内容で求められるスキルや特徴を、分析して知っておき
それを自己アピールで的確にぶつける必要があります。
例えば
部品メーカーの営業マンが
MR(製薬会社の営業)に応募した際には
私はお客さんである自動車の設計エンジニアに役立つ、自動車関連の情報のレポートを
提出し、訪問のつど、渡していました。
MR=医者に情報提供と提案を短時間でスパッと伝えるスキルが必要
と事前に知っておけば、MRの仕事内容に合わせた自己アピールするポイント
を伝え、
面接官には「MRに適性がある人だな」と思ってもらえます。
求人の仕事内容に対して、能力やスキルが足りない場合
今の経験(=Can)で
求人の仕事内容に対して、足りないスキルや能力があるのは、それでもOKです。
それについては「克服計画」を示して
フォローを加えれば、「こうなりたい」を話す志望動機にもつながりますので大丈夫です。