転職の自己PRは求人を分解して

自己PRでしゃべる内容を作る際に、仕事とのマッチする点を探すのには

求人と自分のキャリアを5W1Hに分解する方法が役に立ちます。


5W1Hは

・When         いつ

・Where        どこで

・Who         誰に

・What         何を

・Why         なぜ

・How         どのように


のことですね。

面接でも職務経歴書を作るのでも、まずは求人情報を分析しないといけません。
その分析の際に役立つのが「5W1H」です。

これをすることで、「自分のキャリアが、求人と合うか」を調べることが
できます。特に営業職や販売職に有効なやり方です。


たとえば、高級家具の販売であれば、分解するのなら

誰に    →  高級住宅地・マンションに住む夫婦・独身の人に  → 富裕層に

何を    →  500〜1000万円の高級家具を        → 高級商品を

どのように →  お客さんとじっくり関係を作り、どんな部屋にしたいか →じっくり期間をかけ
         くわしく情報を聞きながら               ニーズを引き出す

と分解することができます。

より抽象的な表現で、「富裕層・高級商品」といった言葉にできます。

求人を探す時、面接でアピールする時も「富裕層・高級商品」というキーワードを
意識すると、希望を抜きにすれば、相性が良い仕事が見つかります。

外車の高級自動車のセールスの仕事を見つけたなら、「富裕層・高級商品」という客層と商品が
マッチすることが分かり、そこの共通点を使いアピールすると、合格しやすくなります。

例を出します。

下は転職サイトで見つけた、住宅会社の営業職の求人です。



・When         売りきりでなく、長期間にわたる

・Where        土地所有者の自宅に訪問    → 個人宅に訪問する

・Who         土地のオーナー(年配が多い) →シニアの中流〜富裕層

・What         賃貸アパートの建設を提案   → 数千万以上の高額商品

・Why         土地オーナーの節税対策や収益(収入増)を目的 →資産活用

・How         遊休地への賃貸マンションの建設、事業計画などのコンサルティング
            オーナーの子供・孫様とも付き合い、契約まで長期にわたる

            →じっくりお客さんと付き合い、家族からも信頼してもらう必要。
成果が出るまでに長期間かかる。人柄重視で地道に訪問するスタンス

こんな具合に分解と抽象化します。

下は機械メーカーの営業職の求人です。





・What         金型の洗浄機械を   →産業機械


・When        

・Where        お客さんの工場で   → 工場で

・Who         国内外の大手有名メーカー・自動車、家電、医療機器など

            →客先はメーカーの工場の製造技術のエンジニア・購買部門と考えられる

・Why         工場の生産性効率アップの目的

・How         ルートセールス+新規開拓も
           プレゼンテーションと機械のデモンストレーションを行なう

→ 産業用の機械を、工場相手にセールスする営業だと分かる

  工場の製造現場でおこる悩みを聞きだし、技術部門にニーズを上げて
  製品開発に活かして提案をするスタイルだと分かる


下は「介護のケアマージャー」と前ページで紹介した、「アパート建築の営業」の5w1h
を使って「共通点」を明らかにした表です。

介護職と営業職ではまったく違うように感じますが、
一見まったくちがう仕事に見えて、実は重なり合う部分が多くあります。

「未経験の仕事にチャレンジしたい」と思った時は、5w1hで、今の仕事とマッチする
求人を探し出すのも1つです。








ケアマネージャー


・When         要介護になった年配者が死ぬまで・長期間
             →○重なる 長期は同じ

・Where          地域密着で自宅に訪問も
             介護の事務所 or 介護施設
             →○ 自宅に訪問する点も同じ

・Who         年配の老人 and 40代・50代のその子供の世代の家族

             →◎シニア層とその家族がお客さんなのは共通


・What         家族や老夫婦に介護サービスを
             →×

・Why         効果的な介護サービスを受けてもらうため  

・How         毎月1回介護者が死ぬまで定期訪問
           介護サービスの計画を作成、相談に乗る
           サービスの実施状況・目標達成状況の確認

           →○お客様を長期にわたり訪問を続けるのは同じ

             介護かアパート建設かの違いはあるが、計画を作成、老人の
             相談に乗る点は同じ

このように重なる部分が多いです。ケアマネが建築営業の転職面接に行くのなら

「お年寄りを相手にしてきたので、老人と話をするのが得意」
「長期間にわたって、介護者のお年寄りとその息子娘と信頼関係を作っていくことに長けています」
「介護の困りごとを詳しく聞きだし、ニーズを探り、解決するプランを提案してきた。
「最初は嫌われていた老人からも、長く付き合うことで、信頼されるようになった。建築営業でも
最初は相手にされないと思うが、その時のストレス耐性や取り組みは活きると思います」

とマッチする点をアピールすれば、面接官は、前のめりで話を聞くと思います。

実際ケアマネージャーをしていれば、年配のアパートのオーナーのお客さんは
普通にいると思います。そこを面接の自己アピールで突いて、貢献できることをアピールするのです。