転職の自己紹介

定番質問の「自己紹介をお願いします」の作り方マニュアルと注意点
を説明します。

○自己紹介のポイント

・3分をめどに簡潔に要点を伝える

・求人とマッチする強みを盛り込む

・質問してほしいキーワードも散りばめる



○転職面接の自己紹介の作り方 パターン1

・挨拶
  ↓
・職歴の概要(会社と所属部署の概要)
  ↓
・仕事の要約を説明
  ↓
・自己PR・求人とマッチする強みをしゃべる
  ↓
・締め


○パターン2

・挨拶
 ↓
・職歴のまとめ
 ↓
・転職までの経緯から志望理由
 ↓
・求人とマッチした仕事のアピール


なぜ転職で自己紹介をさせるのか


1 時間稼ぎ
2 自己紹介してもらっている間に、職務経歴書を確認
3 「フランス料理のメニュー」「映画の予告編」と一緒
4 コミュニケーションレベルを知るため


1.2

応募者が多数で誰が誰だかわからない、or 面接官が面接の直前まで、他の仕事をやっていた場合は

事前に職務経歴書の確認をしっかり行なえていないです。

自己紹介をしてもらう時間の間に、職歴書の読み込みを行ない
応募者の特徴をつかむためにやることもあります。




自己紹介は「フランス料理のメニュー」「映画の予告編」と同じです。

フランス料理店に入店したら、メニュー(職務経歴書)を差し出されたら

お客さん(面接官)はまず最初に「店員さん、今日のおすすめは何ですか?」と聞くと思います。

店員(転職者)が「メニューに書いてあるので、好きなのを選んでください」
とは言わないでしょう。

店員(転職者)はお客さんの好み(企業の求める人材像)を考えて、「当レストランのおすすめは○○です」と伝えると思います。自己紹介は飲食店のメニューと同じです。

また映画のDVDをレンタルし、本編が始まる前に他の作品の予告編が流れるでしょう。

映画の見どころと要点が30秒くらいで流れ、予告編が面白そうだと、「この映画レンタルしてみたいかも」と思います。自己紹介も同じです。相手が食いつく話を盛りこめれば、興味をもってこの後に質問をしてくれます。



短い時間で要点をつかんだ話ができるか、コミュニケーション能力を見ています。


転職の自己紹介と自己PRのちがい


自己紹介は、『本の目次』のようにキャリアの大枠を話すこと
自己PRは、『自分のウリ・アピールポイント』だけに焦点をおき、話すこと

の違いになります。

言い換えると自己PRは『レストランのメニューの中の本日のおすすめ』をしゃべるのと同じです。


自己紹介の長さは?


・話を長くし過ぎない 3分以上はNG、10分以上はありえない

周りにもいると思います。「話がくどい人」
興味がない話を延々とし、周りを疲れさせる人。

3分を超え、5分10分となると、「話をまとめられない人、話が長い人」と第一印象をもたれます。
自己紹介はあくまで「本の目次」「レストランのコース料理の前菜」のようなものです。
面接のメインは後に聞かれる質問です。ここを長くし過ぎないようにしましょう。


・プライベートの自己紹介とはちがう。趣味の話はしない。あくまで仕事上の内容のみで話す


自己紹介の具体的な例文


パターン1番でやってみます。

(1)挨拶

「本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。名前佐藤○○と申します。」


(2)職歴の概要

○会社の説明

「わたしはBDF株式会社に2006年に入社しました。入社後に営業職として8年4か月
勤務しております。」

「BDF株式会社は電子部品のメーカーで、○○という部品を製造し、国内外のメーカーに販売しております。」


○部門の説明と仕事の要約

「私の所属する営業販売1部2課では、部品の○○を国内の大手自動車メーカー、電気メーカー
に販売する部署です。

担当は、関東のエリアで、10個の工場に対して営業活動を行っていました。
自動車メーカーが中心でした。」

「実績については、まったく未取引だった自動車メーカーに対して、3年に及ぶ地道な営業活動を行ない、取引を行なうことができ、ゼロだった売り上げを年に○○億円まで上げるまでに育て、社長賞を受賞することができました」

「また年間の営業実績は、対前年比で110%以上の達成を5年連続で行ない、社内ではA〜E評価のうちでA評価を受けています。」



○自己PR・求人とマッチする強みをしゃべる

営業として意識していたことは2点あります。

1つは、顧客の5年10年先の技術動向に目を光らせることです。電子部品の営業は、顧客の製品開発のスパンは長期に及び、1つの製品に自社部品が搭載されれば、莫大な売り上げを見込めます。

そのためには、日ごろから細めに顧客先に通い、エンジニアから先端の情報をキャッチできるように、良好な関係を築いておく必要があります。

2つ目は、顧客の悩みを解決することです。お客さんに深く食い込み、技術的に何に困っているかをつかむことを意識します。それを自社の技術部門に伝え、技術的な解決策を提案することです。実際に社長賞をもらった案件では、それをすることが1つの大きな要因になりました。

『○○に相談すれば、何とかしてくれる』と思ってもらえるよう、営業活動を行っています。


→面接先が同じ産業材のメーカー営業であれば、取引先の技術者との人脈、関係構築能力
技術動向のつかみ方、自社のエンジニアへのフィードバックで顧客の悩みを解決する能力は
高く評価されます。食いつくネタになります。 

→求人とマッチする強みをPRしています


○締め

以上になりますが、簡単に自己紹介をさせていただきました。よろしくお願いします」