転職の書類選考

転職エージェントに勤めていた管理人が、書類選考の期間をお教えします。


書類選考の期間

・早くて書類を出して即日、1日〜3日程度

・通常は5日〜10日程度

・遅くて30日〜2か月くらい

とかなり幅があります。

なぜこれくらい幅があるかというと、理由は以下にあるようにほんとさまざまです。

書類選考の結果が遅く40日後に出て、書類合格で面接に進んで、あれよあれよという間に内定が出たなんて例もそんなに多くありませんが、あったりもします。

応募者からしたら「もっと早く結果知らせてよ!」と思うかもしれません。
転職エージェント側も重々承知で心苦しい限りですが笑

結果の連絡が遅いと、応募者のその企業へのモチベーションが下がっちゃいますしね。
仮に内定が出ても、「何で連絡が遅かったんだ」と応募者が不信感をもって辞退される原因になりかねません。

上は極端な例ですが、通常は書類の結果は7日〜2週間程度かかると思っておきましょう。


書類選考の結果の連絡が遅い理由


1 一定数の書類選考の応募が集まるまで、企業側で待っている

2 もとから採用スケジュールがのろい会社、業界だった

3 あなたより優先度の高い候補者がいて先に、そちらの候補者の選考を進めている

4 応募先の会社、業界の繁忙期にあたり、採用活動どころじゃない期間にぶつかった

5 人事が仕事をしておらず、応募書類を滞留させてある

6 人事は仕事をしており、上司に応募書類を送付しているが

 採用決定者の部門長、社長や役員が忙しくて応募書類を見ていない

7 お正月やGWの長期休暇に近く、休みモードに入っていて採用以外の
  業務全般も滞りがちで遅い

8 書類合格は決めてあるが、企業側の社長や役員の面接日の調整ができていないので、

 下手に連絡をしてしまうと、「じゃあ面接日は?」という話になるので、
 あえて応募者や転職エージェントに連絡をしないようにしている(→こんなこともホントにあるんです笑)

9 新卒採用と時期がかぶっていて新卒を優先している

10 中途採用に慣れていない会社、初めて募集をかけた仕事の求人で
  実際に応募が来て、どんな人がいいかまだターゲットを絞りきれておらず
  返事ができないでいる

12 企業が予期できないトラブルや問題をかかえてしまい、今は採用活動どころではないが中途採用自体は進めたいと思っている

ざっとあげるとこれくらいの原因があります。

早い会社は応募書類を出して即日で出たりします。

なぜ早いかというと

・中途採用に慣れている会社で、選考スピードが早い方が何かと企業にとっても
有利に働くのを知っている

・業界的に選考スピードが早い会社だった
 一般的には大手より中小やベンチャー、重厚長大の業界よりサービス系の方が早いです

・あなたの職務経歴が求人の求める人材とピッタリで

 「企業がぜひとも採用したい」と

 企業側のモチベーションが非常に高く(というか前のめりで)、早く選考を進めたいと考えていた

・人材採用は社長や役員が直接おこなっていて、すぐに判断してもらえた

・たまたま企業の仕事が忙しくない時期で、たまたま早かった笑

・転職エージェントの営業がその応募者が優秀な人だと分かったので、企業に働きかけて
 選考を早めてもらった

・部門長や役員でなく、人事が書類選考の合否を決めており、
 人事専門で仕事をしているので、書類選考にかける時間も多くあり、選考が早い


などが考えられます。

次に書類選考が遅い理由の1番と2番を説明いたします。


1 一定数の書類選考の応募が集まるまで、企業側で待っている

これはどういうことかと申しますと、

たとえば、少なくとも5人か6人くらいは応募者を集めて面接をしたい、と企業が考えていれば

12月5日  応募 1名  →あなた

12月8日  応募 2名

12月11日 応募 1名

12月14日 応募  2名

*12月5日〜13日まで合計6名が応募
  ↓
企業は応募者のノルマを集めたのでここでいったん書類選考&面接


12月5日に最初に応募したあなたが結果を知るのは早くとも12月15日以降
応募してから10日後になります。

応募者を集めるまではあえて書類選考をしないで、人数をまとめてから
求人を出した所属部門の部門長(営業なら営業部、経理なら経理部)に人事が書類を
送ります。

この間は、人事からあなたに「6名応募者が集まっていませんので、もう少し待ってね」なんていう連絡は言えませんので笑、結果的に連絡はきません。

企業によっては「応募ありがとうございます。今しばらくお待ちください」みたいなメールは来るかもしれませんが



2 もとから採用スケジュールがのろい会社、業界だった

元転職エージェントの企業担当の営業の僕がお話ししますが、企業がビジネスをおこなう業界によって、採用スピードが本当にちがいます。

経営の意思決定のスピードといいましょうか

ビジネスで右か?左に進むか?という判断のスピードが早い業界、遅い業界がある通り、それが人材採用の判断のスピードにもあらわれていたりします。

わかりやすくいうと

インターネット業界でいう「ラットイヤー」(=他の業界の1年が、IT業界では3年に相当する、という例え)でスピード感の早い業界もあれば


重厚長大の製造業でしたら、何かの設備や機械をつくる業界、5年後、10年後に製造される設備の受注を目指して息の長いビジネスをしています。

企業がデカくなれば、何か1つ経営判断をするのに、「課長にあげて、部長にあげてから」と何個もハンコをもらわないといけない、といったこともありえます。

転職の中途採用でどういう人材を採用するか、というのも立派な「経営判断」の1つになりますので、ここにも日頃の「意思決定の速さ」が現れてきます。

メーカー系の会社はやや遅め、会社がデカくなるとやや遅め(ただし会社によっては早い会社は早いです。)という感じでした。

IT業界の会社でも、遅い会社は遅いとこもあるので、例外はもちろんあります。