キャリアアップとスキルアップ

『キャリアアップ・スキルアップしたい』というのが転職理由に挙げられたりしますが
この2つの言葉の意味と違いは答えられますでしょうか?

まず2つの意味のちがいを説明します。

キャリアアップ 

キャリアとは日本語に直すと「経験、職務経歴、経歴」といった意味です。
それが「アップ」するのですから

・より市場価値が高まる経歴を作っていくこと
・今より労働条件(給料がいい)が良い仕事、高い役職に就くこと

をいいます。

例 
            転職
大企業の海外担当部長  → 中堅企業の国際担当の取締役兼副社長 
              年収 200万円アップ

企業規模は転職で小さくなったものの、副社長として海外業務全体の統括と経営全般を
見るようになり、責任の幅が広がった。年収もアップ


         転職
生命保険の営業   → 製薬会社のMR

離職率の高い生保の営業から、平均年収が高い製薬業界のMRへとキャリアチェンジ

     転職
SE    →  ITコンサルタント

より上流工程に携われる業務にステップアップ


          転職
派遣で営業事務   →  正社員で営業事務に

正社員になることで給与と安定度がアップ、仕事での責任も増す



スキルアップとは?


スキルは日本語で「訓練で身につける能力、技能、資格」のことを言います。

仕事で必要な技能や技術を身につけること。レベルアップすることを指します。




英語の資格でTOEIC800点を獲得

経理事務を2年経験、会計ソフトの入力や処理の仕方ができるようになる

住宅の営業を3年経験 → 見込み客のアプローチの方法、契約のまとめ方を習得


上の例のようにスキルアップは何かの技術を身につけて、能力が向上することをいいます



○キャリアアップのメリット

・キャリアが高い=同じことができる人数は少ない→給料が高くなる、不況でもリストラされにくくなる

・キャリアが低い=誰でもできるような仕事、給料が安い、リストラされやすい

となります。

極端な例になりますが

日産のカルロスゴーン社長の役割は、日本人の誰もが同じことをできるわけではありません。替えが利きにくいです。ゴーン社長と同じような仕事ができるポジションの人は、日本では数人いるかいないかだと思います。

ですから、ゴーン社長=キャリアが高い→替えがきかない→年収も数億円以上もらっている、となります。

一方で、コンビニの店員はどうでしょうか?(ここではキャリアの例として説明しているだけで、良い悪いの意味はないです)

コンビニに行くと常にポスターでアルバイト募集をしているのを見ますし、学生や外国人の人も働いています。

色んな人ができる仕事 = 替えがききやすい → 給料が低くなる

と比較できます。


○転職に有利なキャリア、スキルは何か?

・上のゴーン社長のように、その業務をやるのに替えがきかなければ、きかないほど有利なキャリア、といえます。

・スキルは、需要と供給の関係で成り立つので、一概にどれが有利か、というのは言い切れないです

・強いていえば、需要はあるのに供給が足りていないスキル
 =求人がたくさんあるのに、その経験をしている人が少ないスキル

になります。

今現在に人手が足りていないキャリアというだけでなく、将来人気が出る業種、というのもねらい目です。

たとえば、スマートフォンのアプリが人気が出た当時は、アプリを作れる人材というのは少なかったです。そのタイミングで、バリバリにアプリの開発経験があれば、高い給料で有名なIT会社に転職がしやすかったです。