転職で残業時間の聞き方

面接で残業時間を知りたい時に、悪印象をもたれない質問の仕方を説明します。

○例1 遠まわしに聞く

・今の会社では残業を21時以降まで、会社に残る場合は事前に申請書を出し
 上司の承認印をもらう必要があるのですが、御社ではそのような制度はありますでしょうか?


→ストレートに残業ありますか?と聞くと「嫌なのかな」と思われます。そこで制度面がどうなってるのか?と置き換えて聞きだします。

「ウチは21時まで残るケースはほとんどありませんので、そういう制度はありませんね」
 と回答があれば、おおよそ何時くらいまで会社に残っているかが分かります。

○ダメな例

・残業時間は月にどのくらいですか?
・残業は多いですか?

このように直球で質問すると、「長い時間働きたくないんだな」と思われます。


○2 意欲を見せながら質問

・入社後は、仕事はできるだけ早く覚え、少しでも早く戦力になりたいと思っています。
 早く追いつきたいので最初は残業を他の社員の方より多めにさせていただくかもしれません。

 1日でも早く他の社員の方と同じペースで働きたいと考えているのですが、
 他の社員の方は、毎日何時くらいまで仕事をされているのですか?

→「早く仕事を覚えたいから残業したい」と意欲を伝えながら質問


○3 数字を先回りして聞く

・残業は今の会社でも当たり前にやってるので、気にならないのですが
 だいたいの目安は60時間くらいと考えればいいでしょうか?

残業は気にしない、と言いつつ
先に60時間という数字を出して目安を聞く

○4 残業時間が多そうなら積極的にやることをアピールして聞きだす

残業は積極的にやっております。仕事の効率は意識しながら
納期や締め切りを守るため、間にあわせるのに残業するのは当たり前だと思っています。

1日の平均で残業時間はどのくらいでしょうか?他の社員の方は何時くらいに帰られてますでしょうか?


○残業時間に関するスタンスは企業ごとで違う

最近の企業の傾向としては、残業時間を減らす傾向にあります。

残業が200時間を超すブラック企業・残業代未払いの訴訟の問題などがニュースになりました。
企業によって残業に関してのスタンスは様々です。

例→ 伊藤忠商事の残業禁止令


残業を減らそうとしてる会社に対して、「残業バリバリしたいです」とアピールすれば意味がないか、「大丈夫かな」と思われます。

かといって「残業はやりたくない・嫌だ」というスタンスを出すのも悪印象をもたれます。

両極端にならないようにし、うまく聞きだして下さい。


○他のダメなパターン

・残業はかなり多めだと思っていていいでしょうか?

→意欲が低そうだと思われる

・仕事の効率や機械化を進めれば残業は減ると思います。御社はどのくらいでしょうか?

→自分の考えをのべる必要はない

・業務終了後には、家の家事や習い事をやってます。残業が多いと困るのですが、どのくらい
あるのでしょうか?

→仕事と関係ない理由を持ち出さない


○どうしても残業ができにくい場合

「親を介護してる」「通勤で2時間かかる」といった止むを得ない理由を説明してから
残業は多くできない旨を伝えるようにしましょう。


○他

応募する業界ごとにおおよその残業時間(忙しい or 残業少ない)は調べればイメージが
つく場合もあります。そこで大枠の時間を知っておくのも1つです。


残業代の質問例


・残業は仕事の納期を守るために、会社の残業のルールに従いながら積極的にやってます。
御社では残業代にはどんな規定がありますでしょうか?(残業代についてはどんな覚悟をもっておけばいいでしょうか?

→残業代をもらえて当然、という姿勢で質問すると「権利主張にうるさい人物なのか?」と疑われます。

 残業はちゃんと行なう旨を伝え、『規定に従う』『自分の責任で遅くなったのなら残業するのは当然』というプロ意識を出しつつ質問します。


○NG

前職では月あたり30時間を超えた残業代は支給されませんでした。100時間を超える社員もいたので
不満をもつ者もいました。ルールには従いますが、御社の残業代はどのような取り決めがあるでしょうか?

→本音のネガティブな理由を前ふりにして質問すると、面接官に「不満があるのだな」と思われ悪印象です。