転職面接の逆質問

マニュアルによっては、『残業や給料の質問は悪印象につながるから質問してはいけない』
と説明があったりします。

僕個人の意見としては、「質問の順番や聞き方を間違えなければしても構わない」と考えています。

これから20年・30年働く企業に対して、残業時間や給料をまったく知らずに入社を考える
というのは真剣に入社したいのであれば、あまりないからです。


24時間全部仕事をする訳でないので、プライベートや生活を成り立たせることを
考えれば気になるでしょう。


聞きにくい質問の効果的なやり方


1 自己PR・意欲とからめて聞く

2 婉曲的な表現で、遠まわしに聞く

3 数値をあらかじめ出して聞く

の3つになります。


ストレートに

「残業はありますか?」
「給料はいくらですか?」

とだけ聞くと

「残業を嫌がる人なんじゃないか」
「本当は仕事内容じゃなく、給料アップしたいだけの転職じゃないの?」

と疑われる原因になります。

上の1〜3のテクニックを使って聞きだします。


1「残業は今の会社では積極的にやってました。御社はどのくらいあるのでしょうか?」
 「前職では同期が50人いましたが、45人辞めて自分は会社に残りました。
  ストレス耐性はある方だと自負してます。
  御社の入社して10年たつ社員はどのくらいの率なのでしょうか?(離職率を聞きだす)

と前置きで、意欲や能力をからめて聞きだします。


2・3 

「海外の販売拠点は10個あるとホームページで見ました。英語力があれば、転勤は可能でしょうか?
 どのくらいの人が転勤してますか?」

遠まわしに「海外転勤はあるのか?」と質問してます。

「御社は女性の役職者も多く、雑誌で女性が働きやすい職場にランキングされてるのを拝見しました。
長期間活躍される女性がいるということは、産休や育児休暇の制度もあるのでしょうか?」

こちらは婉曲的に「育児休業はあるの?」と聞いてます。


合格ギリギリの場合、転職エージェントを利用する場合は内定後に質問


面接の合否に、条件面の質問をしたことが影響するのでしょうか?

答えは「します」

給料や残業の条件が自分の希望と合わず、表情や答えで、後ろ向きな回答をしたり
ズレがあれば、「この人あまり転勤したくないみたいだし、採用するのやめておこうか」

と評価に微妙に影響します。

CさんとRさんの2人の候補者がいます。1次面接があったとします。


・Cさん「条件面の質問は何もせず」


・Rさん「転勤の頻度はどのくらいか質問」

→「まったく転勤できなくもないが、親の介護があるのであまりしたくない」
というニュアンスで回答

CさんとRさんのどちらかを次のステップの最終面接に進ませたい場合で
実力がほぼ同じなら、「転勤に後ろ向きな回答をした」Rさんを落とす

といったケースもあります。

「質問をしたことがマイナス理由になり、何もしなかったCさんはプラスとマイナスがゼロなので
結果として選ばれた」という風になります。


○内定後に聞きにくい質問をする

内定は『採用したい、という企業の意思表示。応募者が重大な過失がない限り、企業は内定取り消しができません』

これを内定通知書の書面でもらった後に、質問するのです。

採用をくつがえせないのですから、よっぽど失礼なことを質問しない限り、大丈夫です。

転職エージェントを通した活動であれば、通常は内定後に応募者が細かい質問をします。
それを自分で企業に直接聞くのでなく、エージェントが代行して聞いてくれるので、思う存分、聞きにくい質問ができます。