転職面接の逆質問

転職の面接では決まって最後に、面接官から「何か質問はありませんか?」と聞かれます。
この『逆質問』の基本的な考え方を解説します。

好印象な逆質問のポイント


・下調べをしてると感じさせる

・仕事を真剣にしたいのだな、と感じさせる

・最後に入社意欲と自己PRをぶつける場にする


真剣に働きたい!と感じさせることが好印象の質問です。

○『質問はありません』はNG

何か質問はありませんか → あなた『特にありません』 

の流れはNGです。

自社に関心がないのか、意欲が低いのかと思われます。

車や家を購入する時でも、友達と恋人関係に付き合う時でも、
真剣に何か物事を決める際には色々と深く質問をしたいと思うでしょう。

転職先を決める際にも、真剣に質問しなければ、応募意欲を疑われる場合もあります。


○かといってズレた質問をすると減点、下手するとそれで不合格

質問しなくちゃいけないと思って、破れかぶれにズレた質問を
することもNGです。「頭悪いな」と思われ印象を悪くします。

好印象の質問と悪印象を与える質問(→リンク)の2つがあります。


○質問の仕方次第で、一発逆転で合格!
 逆に変な質問しなければ合格できたのに..の両方があるので注意!



どんな意図で「何か質問ありませんか」と聞いてるのか?



(1)応募者の意欲・どこまで自社を調べているかを見る
   質問の方向性でどんな人物かをおしはかるため


(2)とりあえず「何か聞きたいことある?」と目的はないが質問した。
   応募者の疑問を解決しようと親切心から
   疑問を解決してもらって自社への入社意欲を上げたい



2パターンあります。


(1)

自社への興味の強さや、志望度の高さを知るために質問します。

SさんとHさんの2人の候補者がいたとします。

Sさん「転勤はありますか?残業はありますか?」と条件面の質問だけ

Hさん「御社の主力製品はビジネス誌に掲載されたのを拝見しました。今後新しい
販売チャネルに進出する考えはありますでしょうか?」

「中途採用で入社した方はどんなタイプが活躍されてますか?」と仕事内容についての突っ込んだ質問


どちらが印象がいいでしょうか?

Hさんの方が「仕事を真剣にしたいのだな、念入りに企業研究をしてるんだな」と感じさせ
興味の強さを感じさせます。

(2)

応募者が不安な点や疑問点をもったままの状態になってないか、
確認の意味で質問をします。

僕も面接官をやってますが、(2)のパターンで聞くのもよくあります。
「この人材欲しい」と思い、他社と取り合いになる候補者の場合は、

内定を出す前に応募者の疑問点を減らし、自社への入社意欲を上げてもらいたい
と面接官は考えます。

こういう場合はよっぽど失礼な質問を除いて、色々聞いてもあまり合否には
影響しないんですよね。

面接は企業が人材を選ぶ場でもありますが、お互いを理解し合う場でもあるのです。

採用が丁寧な会社であれば、入社前に疑問点をなくして納得して入社してほしい
と考えるものです。そういう親切心から聞くパターンもあります。


逆質問の順番は?


逆質問の質問の順番は

・仕事内容や入社意欲を示す質問
   ↓
 残業や転勤といった条件面の質問


という流れで聞くようにしてください。

例 『御社の中途採用で活躍されるタイプはどんな人物ですか?』
  『担当のエリアはどのくらいの広さ、カバーをするのでしょうか?』

最初に『仕事内容』の質問をした上で

次に『条件の質問』をするようにしてください。


質問することがない場合は?


どうしても無理に聞く必要はありません。

答え方としては

『わかりやすく説明をいただいたので、大切なポイントは理解できました。本日の面接でより働きたい気持ちが高まりました。ありがとうございます。」と無難に答えて終わらせます。


もしくは

ここで最後のヒト押しで、『自己PR』をしておきます。
質問をしてポイントを稼ぐ他の候補者もいるので、自己PRで印象づけます。

「質問はありません。丁寧に説明していただきありがとうございます。質問はないのですが、最後に
〜の点についてお話をさせていただいてもよろしいでしょうか?」

と自己PRと入社意欲を最後に印象づけるのもアリです。

質問がないのに、無理にひねり出して答えようとすると、それがズレた内容だったり、間抜けな質問だと逆に印象を悪くしてしまいます。ですからなければ無理にしない、というのもアリです。


○小技:質問をする際の話し方

質問が複数ある場合は、まず初めに「3点の質問があるのですがよろしいでしょうか?」
とあらかじめ何個あるかを伝えます。

面接官のこの後の時間を考慮をする姿勢を示せます。