転職を3年未満

転職ではすぐやめるのは不利になるのでしょうか?
石の上にも3年は本当なのか?

答えは

本当でもあり、ウソでもあります。

ウソだというのは

1 3年という数字にこだわり過ぎると、転職市場が好調の時期を逃すおそれが
 ある

2 第2新卒歓迎の求人は、入社3年未満を想定している
  (逆に超えると応募できない)

2 未経験の職種、業界は年齢があがるほど転職がききにくい


からです。

*1年以上の在籍があることを前提に説明



たとえば、2009年にリーマンショックがおきました。この時に転職市場は大打撃をうけて
求人数が激減しました。求人は減ると受かりにくくなります。

企業はバンバンとリストラをします。リストラする会社は人を減らすのですから
新規採用はほぼしません。

たとえ業績が堅調な企業でも、不況時には先がどうなるか分かりませんので、採用数は
手控えようとして、募集人数も少なくなります。

少ないところに、職にあぶれた人、不安に思った人がわんさか応募するので
受かりにくくなるのです。


Uさん 25歳がいたとして

2007年 23歳 新卒入社

2008年 24歳

2009年 25歳 リーマンショック

2009年に「よし3年超えたから、転職活動をしよう」と思ったのがリーマンがおきた
2009年だとしたら、求人が非常に少ない時に動かないといけないので、それ以前よりチャンスが大幅に減ります。

リーマン後に求人環境が悪いのが2,3年続きましたから
その間に動かないでいると27歳、28歳になって年を食ってしまいます。

このような例もあるので、3年にこだわり過ぎず、タイミングを見て
良い時期なら積極的に活動するのがいいです。


2 もし25歳くらいまでの若手の方でしたら

第2新卒歓迎(22〜25歳くらいの入社1〜3年目が対象)
の求人に応募できるチャンスがあります。

そもそも企業がこの年代の募集をするということは、

3年未満での転職を許している、という証拠だとは思いませんか?

3年にこだわると、耐えてこえた時点で25歳、26歳になるので
第2新卒の求人に応募できなくなり、チャンスをつぶしてしまう恐れがあります。


3 

未経験の業界、職種は年齢が低いほど採用されやすく
あがるほど受かりにくくなります。30代を超えると未経験職種へのチャレンジは
ほぼ不可能になります。

ですから、もし未経験の仕事をやりたい希望をもつのでしたら
3年などと言っておらず、素早く転職活動をした方がいいでしょう。


○3年という数字が意味するもの

従業員には

・利益をもたらす社員
・まだ利益をもたらしていない社員

の2種類がいます。後者はまだ入社してから日が浅く、戦力として育っていない
半人前の状態の社員です。

1人前になったか利益をもたらす社員になったかは、入社してから3年が1つの区切りになる、と考えている企業も多いです。これは即戦力の30代、40代も同じです。

その前に辞められると、採用に要した費用や、上司や先輩からの教育の時間などをムダ
にしてしまいます。まだ人材としてペイしていない(赤字のまま)に辞めたと
して評価しない、という考えをもつ企業も一方であります。


○1年間はどんなブラック企業にせよ耐えてください。
その後は、いたずらに在籍期間だけをのばすだけが目的に会社に残り続けるのでしたら、転職するのも1つの選択肢です。

また会社にいる間は、「ただ今の会社が嫌だ」と思うのでなく
少しでも職務経歴書に書く内容をふやす、とプラスに考えましょう。

会社に改善できる点があれば提案をする
何か仕事で工夫できる点がないか
少しでも成績を上げておく

と転職を決めたとしてもやることはあるはずです。