転職面接のコツ

転職の面接で語る内容は、「面接先の企業に、プラスの影響を与える」ことを

『どんな点で与えられるか・企業が好影響になった状態』を具体的に話さないといけません。

事実だけ語るだけではダメです。

ちがう例で考えてみたいと思います。



あなたはスポーツ万能でどんなスポーツもスイスイとこなしてしまいます。
大学の入学式で、3つの部活から「入部しないか?」と部員に誘われています。
どの部を選びたいでしょうか?

1.野球部 

うちの部の監督は、あなたのことにすごく関心が高いです。ほとんど褒めない人です。
そんな人が「こいつはすごい!」と周囲に語り、入部してほしいと思っているのは、なかなか無いことですよ。


2.サッカー部

うちの部の監督は、あなたのことにすごく関心が高いです。1度関心をもって自ら欲しい
と思った相手なら、卒業まで指導役として、ずっと良い関係で長くお世話してくれますよ。


3.陸上部

監督は、あなたのことにすごく関心が高いです。監督は指導が熱心で、選手の長所を伸ばすのがうまいです。あなたの○○の部分も伸ばしてくれるでしょう。親身ですからあなたがスランプになった時でも常に心配して力になってくれると思います。


種目の好みは別として、部員の勧誘だけ聞いてどの部を選びたいと思うでしょうか?
3番の陸上部が多いと思います。


それぞれの共通部分の「すごく関心が高い」というのは、「相手から向けられる関心」という
事実だけです。

事実だけですが、ここは重要でなく、それ以外に自分にとってどうプラスになるのかが見えないと、入部したいと心を動かされることはないでしょう。


1は、監督の関心が高いのは理解できましたが、自分にどうプラスの影響があるのか
分かりません。

2は、卒業まで指導してくれる、という事実は分かったのですが、その長い期間をどんな指導で、どうプラスの影響を与えてくれるのかの情報がありません。

3は、どうプラスの影響を与えてくれるかがより具体的です。

「自分の長所の○○を伸ばしてくれる・スランプの時も力になってくれる」
と自分への好影響を教えています。


転職の面接も同じです。経験を語る時は

・「新規事業の立ち上げ経験があります。○○の分野で〜といった立ち上げをしました」
という事実を伝えるだけではダメです。

       ↓

・「新規事業の立ち上げ経験があります。私の経験の○○の部分が、御社が今後展開する○の分野で役立ちます。私に仕事をさせることで、御社は〜のように理想的な状態になるでしょう。〜といった理由だからです。さらに御社が△になった時には、私の□の経験もプラスになり、・・という状態になって御社がこんな良い状態になると思いますよ。」

といった具合に、「どんなプラスの影響を、自分の経験で与えられるか」を語れるようになると
ライバルに一歩差をつけたアピールができます。


転職の面接では、「〜をやってきた」と事実を述べるだけではダメです。
「プラスの影響を与える内容」と「相手がどんな良い状態になるのか」まで話せるようにしてください。

さらに面接で話す内容が、「何の目的で話すのか」ということも意識してください。

「相手にプラスにさせられる内容なのか」を考えます。そうでないのなら、上の部活の例を見たとおり、事実だけで、相手には響かない意味のない内容になってしまいます。