お祈りメールという言葉があるように、

転職活動でも、企業と直接やり取りして選考をおこなう際の不合格の理由は

定型文のような表現が送られてくるでしょう。

転職エージェントでは、全部でないにせよ、選考に落ちた本当の理由を教えてもらえます。


企業がなぜ転職エージェントにそのような本当の不合格理由を言うかといえば

・そもそも不合格になった本人でない分いいやすい

・不合格にしたくらいですから、誰かに愚痴・文句をいいたくなる(笑)
(それが本音の不合格理由だったりします)

・転職エージェントも人材を紹介した側ですから、なぜ落ちたかの本音の理由を探って次の紹介に生かしたい、というのもあります。僕もそうでしたが不合格理由はねちっこく聞いてました。

ある不合格になった登録者は20代の若者だったのですが
人事担当者に「若者らしくない、覇気が足りない」といわれました。

アドバイザーからその理由を本人に伝えてもらい、
そこから面接での印象アップの対策をとったようです。

またある企業では、管理職で幹部級の採用の手伝いをしていた時は

面接の結果は不合格で、その理由が「人間がうさんくさそう」と社長に言われました。

さすがにこのまま伝えることはしませんでしたが(笑)、オブラートに包んだ表現で伝えて、誠実そうに振る舞えるよう、改善してもらえるようにつとめました。

自分だけで応募すれば、決まったような表現でしか伝えられないので、その悪い癖を続けていたら、落ち続けるでしょうね。それに比べれば、利用することで今後の面接への対策をとりやすいのはあるでしょうね。

本音の理由を教えてもらうことで、そこを直せばいいので、特定の理由やクセで不合格を続くことを防ぐことができます。


転職エージェントが採用を企業にプッシュすることも


求職者がもつ不満の1つに

「内定が出た後に、入社した方がいい、と強引にクロージングされた」という点があります。

この言葉を人材紹介会社が言う裏の理由の1つに「ここで転職先を決めないと、最大のチャンスを逃す」「これ以上いい条件の転職先は出てこない」のが

何万人の転職活動を見ていますので、不合格と内定のラインが分かるために
経験上で分かっている、というのがあります。

それと同じで、企業側にも

・難易度が高い求人
・人気が高くない企業の求人
・応募者は来るがこの求職者以上の人は出てこないだろう、というタイミング



「この人を採用しないと、次の候補者がくるのは半年先ですよ」
「このくらいの人はうちの転職エージェントからはこれ以上出せません。社長、この応募者の○○さん採りにいってください!」

と反対に、企業にクロージングをかけていることもあるんです。

応募者が、採用される確率を高める作業を、エージェントの側から働きかけておこなうことがあります。

企業の求人難易度と、

このタイミングで採用せずに逃すと、ずっと席が空いたままの求人になる

もしくは

市場に流れてくる登録者と、企業の求人のマッチ具合

という相場観は

転職のプロではないので、企業には分かりません。

転職サイトの営業では、募集するのがメインの仕事で、その後、採用がうまくいくかの結果に責任はもたず、求職者の情報も持っていないので分かりません。

登録者と企業がお客さんの転職エージェントだから分かる事なのです。

採用が下手な会社だと、

「まだ応募者がくるだろう」と、たかをくくって、せっかくスキルが合った候補者を内定させずに、不合格にすることもあります。


「嘘は言わず、本当に事実」なので、こういうケースが出てきたら、僕は遠慮なく言ったりしていましたよ。


登録者にとってどんなメリットがあるかといえば

当初は企業にとって、採用するかしないか迷っていた当落線上だった応募者が

「○○さん分かりました。この前、面接した○○さんに、アドバイスに従って内定を出します」と採用をする方向で動いてくれる場合もあります。(ここら辺を信じてくれるかは、企業との信頼関係がどこまであるかにもよります)

応募者を雇うかどうか迷っている企業に、転職エージェントが相場観にもとづいて、あなたの内定をうながし、「肩を押す役割」も担う場面もあります。