転職エージェント内定後

内定後の流れと注意事項を説明します。





能力が低いキャリアカウンセラーに当たって、トラブルに巻き込まれないように
自分でも流れを知っておきましょう。


(1)本当に『内定』なのかを確認する

企業によって『内定』の意味を取り違えているケースがあります。
採用に慣れていない会社だと、そもそもこの意味を知らないこともあります。


内定..何があっても「あなたを採用する」ことがくつがえらない、状態を意味します。


ここの証拠をちゃんと取っておかないと、

採用してもらえると思い、在籍中の会社と退職交渉を始めたのに

・内定を出したのに、採用方針が変わり、あなたの採用をやっぱり辞めた

という状態になったら大変です。

すでに「辞める」といった会社に残ることはできないですし
転職先が決まったと思ったから、辞める意思を出したのに、次に行く会社がなく

路頭に迷い、今度は離職して転職活動をするはめになる

という危険性があるからです。

まずは「何があっても採用がくつがえらない状態か」を確認してください


(2)内定の段階では、入社する意思を完全にまだ示さなくてもいい

稟議がある会社や手続きがめんどくさい会社だと

登録者が入社する意思を明確にした後に内定を出す、会社もあるのですが

基本的には


・企業の内定が先(採用はくつがえらない状態)
    ↓
 次に あなたがその会社に入るか入らないか意思決定

という順番にもっていきたいところです。

そうしておけば、3、4社からの内定を集めれば
たくさんの選択肢の中から、1番いい会社を選ぶことができるからです。


(3)できれば文書かメールで、証拠をもらう


(1)のようなトラブルに合わないように、口約束ではなく

文書ファイルで(メール添付でも可)

・内定(=採用がくつがえらない旨)

・労働条件などを記した採用内定通知書

をもらってください。

口約束でも民法上は契約になるのですが、言った言わないのトラブルは
後から弱い立場の方が泣きをみがちです。

さらに、

・求人に書かれた募集と実はちがう条件が後から分かり、これならそもそも応募しなかった

というのもゼロではないからです。

これがあるので、やはり入社する意思決定する前に「採用内定通知書」はもらって
おいた方がいいでしょう。

採用内定通知書で必要なポイントは

特に

雇用形態  → ちゃんと正社員なのか確認してください
        試用期間も3か月なのか半年なのか見てください。

        正社員じゃなく実は「契約社員」だった → これはそもそも×

        契約社員3か月後の後に、正社員 →このパターンはトラブル例でありますね

        最初から正社員より、契約社員だと立場が弱くなりがちなのと
        こういう場合は、契約社員の期間あり、と求人に書かないとトラブルが続発するので
        後から分かったら、エージェントのミスですね。


賃金・手当・福利厚生

      給料は、毎月固定で支払われる月給はいくらなのか?

      賞与がごっそりと高い場合は注意です。
     (賞与は年度によって変動するから、翌年になったら年収が減ることもあるからです)


      手当も注意です。残業代あり、と求人であったのに実はなかった

      書いてある手当が、月収と同じくらい、固定で払われる手当なのかどうかも確認して下さい


仕事内容・勤務地 

     仕事内容がちゃんと求人票通りの業務内容か、勤務地が合っているか見てください。

     ほとんどないと思いますが、営業だと思ったのに、実はオフィスでやるスーパーバイザー
     の仕事だったとしたら、話とちがったと思うでしょう。

     所属部署と仕事の具体的な内容を短くてもいいから書いてもらっていると安心です

     (例 システム部  社内システムの構築・サポート等 )



(5)のケースは、応募者の意思確認が、採用がくつがえらない「内定の後」なのでめんどくさくありません。

(4)のように、企業が応募者の意欲を確認した後じゃないと出さないケースは注意が必要です。

面接後

企業は採用に前向き
   ↓

エージェント側から「この企業は第何志望ですか?

きついケースだと、内定出したら来てくれますか?」と聞かれる

   ↓

Yes と答えれば 内定

No だと最悪、内定が出ない場合も

応募者の意思確認をせまってから、正式な内定を出すパターンです。
あなたも第一志望で相思相愛であれば、気にすることはないですが
そうじゃないが、手持ちの駒として残しておきたい時は困ります。

順番が逆です。

こういう会社も存在します。

なぜこんな流れになってるのかといえば

・社長や役員がワンマン系  

→ 社長や役員の決済と確認がいる正式な『採用内定通知書』を出しておきながら、
後から応募者に辞退されると、人事が怒られる・責任問題になるから

その前に応募者の意思をかっちり示してもらい入社してもらわないと困る


・採用内定通知書を出すのに時間がかかる
 企業の採用までの流れが固い

→内定ではあるものの、正式な書類を出すには、きちんとした手続きをふむので時間が思いっきりかかる

 月末に行なわれる経営会議の後じゃないと採用内定通知の書類は出せない など

のパターンがありますね。


このパターンで大事なのは、

正式な内定書類はないものの、「あなたがYes と言いさえすれば、入社させまっせ」

という状態までもっていってください。メールで、その旨と雇用条件をもらっておきます。


・あなたがYes と言えば →内定(=採用が絶対にくつがえらない)

・即日でなく返答期限をもうけてもらう

です。


注意点は

1 転職エージェント側のノルマ達成のために、先走って確認を怠っていないかチェック

2 文書ファイルや書面でなくてもいいから

 メールの本文に『下の必要な条件』をもらっておく

3 そのままの意欲を伝えると、このパターンは内定がもらえないケースもある

です。


2は

 ・雇用形態

 ・賃金、手当、理論年収

 ・所属部署、仕事内容

 ・勤務地

と加えて

・あなたがYes と言いさえすれば →内定(=採用が絶対にくつがえらない)

という状態をあらわした内容の文面を

メールで文字で書かれたものをもらうようにしましょう。

こうすることで

・他の会社を断ったのに内定が出なかった
・後から雇用条件がちがうことに気づき後悔した

というリスクを限りなく減らせます。