転職しないメリット

転職しないメリットとは、ポイントを挙げると「仕事と条件の面」の2つがあります。

 

前者の仕事面の転職しないメリットは

 

1.今の会社では同僚や取引先との人間関係がすでにできている

 

2.成果を出すための、他部署との連携がすでにしっかりできていたり、会社の仕組みの理解ができている

 

3.勤務年数が長いと、「ベテラン・長く働いてる人」と見てくれるので仕事がやりやすい

 

 

になります。

 

大まかにいうと、今の会社で長く働くほど、人間関係など目に見えない部分で「仕事のしやすさ」が蓄積されている

 

転職すると、それをリセットしてイチから作り直し、といえます。

 

 

 

1と2は今の会社で働いている方が「成果を出しやすい」環境にある、という例です。

 

 

たとえば営業マンの仕事をしていたとして、あなたがそれなりに社内で高い実績を出していたとします。

 

その原因はニーズの多いエリアを担当を任されているなど「自分の実力以外の要素」で
実績が出せていることもあります。

 

社内の技術者や他の部署の人とも仲が良いいので、ツーカーの仲なので、
自分が頼めば、いい条件で仕事をやってもらえる、無理がききやすい

 

今の高い実績や社内の高い評価が、あなたの能力だけでなく、周りの協力の
おかげで成り立っている時です。

 

転職をすれば今の会社の良い人間関係はなくなり、イチから転職先で仕事がやりやすいような人間関係をつくっていく必要があります。

 

そうすると、それがうまく作れなければ、実績が出せずに転職先では
「仕事ができない人」と評価されるかもしれません。

 

たとえばプロ野球の世界でも同じことがありますね。

 

古いですが広島の江藤みたいに、昔は広島カープスで4番をやっていたが、巨人にFAでトレードしたらさっぱり打てなくなった打者、のような感じですね。

 

 

3は役職に関係なく、勤務年数が長ければ新しく入社した人があなたに対して
「会社の先輩」と見てくれる点です。

 

たとえ役職が上の同僚でも勤務年数が自分の方が長いと、無理がいいやすいですし、自分の気持ちとしても「あーあの人は私よりは入社年次が下」と見下すではないですが笑、気持ちを高めにもっておけます。

 

 

ですが、そもそも今働いている会社が「仕事の仕組みがダメダメで、人間関係の空気も悪い会社」でしたらこの前提は崩れます笑

 

ダメな会社から転職して、仕事の仕組みが良くて、同僚も自分と志向が合う人に囲まれてイチからやり直したら全然仕事先への満足度が変わった、なんてこともあります。
(僕の転職歴で見てもらうと分かりますが、1社目は離職率が高くてダメな会社で転職をしました。最初は大変でしたが僕は転職してよかった、という結果になりました。)

 

 

年金や退職金の条件面での有利さにある

 

1 転職しないで1つの会社にずっと長く働き続けた方が、年金や退職金はたくさん
もらえる傾向

 

2 有給休暇のとりかた、ストックオプション、早期退職制度の退職金の有利さ

 

にあります。

 

年金や退職金は、基本的には長く1つの会社で勤め続ける「積み立て」の要素が
あります。

 

さらに

 

入社35年で定年で勤めあげた人の退職金のもらえる比率が2.0だとすると
入社20年の人だと1.5といった形で比率が低く

 

長く働いていた方が退職金の支給においては有利です。

 

たとえば同じ会社でも

 

Aさん 25歳から65歳まで勤務 3500万の退職金支給
Bさん 31歳から65歳まで   3000万

 

 

ざっくりと6年の勤務年数がちがうだけで500万もちがうイメージです
(数字はあくまでイメージです)

 

日本の会社は今はだいぶ崩れましたが、基本的には定年退職まで勤める
ことが前提になっていて、退職金の支給金額の割合のようなものも

 

勤務年数と比例しておらず、

 

正確な数字でなくイメージですが
入社30年目以降が急激に良い比率になっているというのが多いです。

 

理由は会社の30年後の業績なんていうのは5年先でも分からないので
なるべく企業としては退職金を払いたくない

 

長く働いた方が退職金の比率を高めておけば、途中で退職する人を減らす
策の1つになる、といった点です。

 

 

2については、会社の制度を利用する上で

 

・育児休暇は年齢に関係なく、入社から3年目以降で取得できる
・会社の株のストックオプション(安く会社の持ち株を買える制度)は入社4年目で○○株まで買える

 

といったように、入社の年数の多さで利用できる会社の制度があったりする場合も
転職をしない方がメリットを受けられます。