「転職に成功した!」もしくは「失敗した」と考える際に
そもそも「転職における成功とは何?」と定義することから始めたいと思います。
「転職歴3回&転職エージェント勤務経験があるプロの目」から見た僕の意見を言わせてもらいます。
転職の成功とは「転職が決まった会社で働き出して、1年ないし2,3年過ぎて後から振り返って、嫌なところもあるけど、前の会社より今の会社の方がよかったな〜」と思えたら成功です。
ちょっとアバウトな表現かもしれません
もうちょっと客観的にいうと、「職場への満足度」(仕事内容から人間関係、給料・条件面トータルで見て)
前の会社は、満足度が4.5だったのが
今の会社に転職したら
満足度が5.5になった、6.5になった、と上がったら成功になります。
「会社への満足度」を構成する項目の比重はその人それぞれです。
ある人は給料かもしれませんし、休みの多さ、もしくは
「別に休みが少なくてもいいからとにかく希望した仕事がしたい」と真逆だったり
いや私は前職で人間関係に苦労したからプライベートな付き合いがない職場で働きたい、だったりするかもしれません。
どの項目に重点を置くかはその人によってちがいがあります。
「家選び」→賃貸のマンションを選ぶのにも色んな志向がありますよね。
都会か田舎かがいいのか、駅チカか、駅から離れていた方がいいか、など
人によって好みはさまざまです。
転職先に求める条件も人それぞれです。
給料は前職より下がってもいいから仕事内容が重視なのか、それとも仕事はちょっと希望からずれても給料が多いほどいいのか、
志向もちがうので、世間体を気にする必要はなく、転職に正しいあり方もありません。
あなたが「働き出して今の会社に転職してよかった!」と思うことができれば、転職に成功したと言えます。
逆にいうと
・仕事をする勤務先に何を求めるのか
・転職をして1番にどんなことを叶えたいのか
・自分はどんなキャリアにしたいのか
があやふやなままに活動をおこなって、「自分の本当の希望」とずれた会社で働くと
せっかく新しい会社で働きだしても
「やっぱり前の会社の方がよかったな〜」と失敗してしまいます。
ですので活動前の自己分析や業界研究は大事ですので、しっかりおこなってください。
さらに「成功」を考えるうえで、もう1つ大切なのは
上の成功の定義で、「働き出して」と言ったのには理由があって
1. 内定が決まった段階で「転職に成功」とするのは早い!あくまで働き出して期間がたってから成功かどうかを判断すべき
2.満足度の点数が1点でも上がれば成功、そもそも10点満点の転職先などない(あっても決まらない)と考えておく
です。
1については、たとえば
バリバリと営業職で働いていた人が、転職を希望し、キャリアチェンジで憧れの広報の仕事をやってみたかったとします。
そして運よく「企業での広報の仕事」で無事に内定が出たとします。
ですが内定が出て働きだしてから、意外に広報の仕事は雑用が多く、社内調整も前職の営業より多くなって、前職の営業時代より仕事が楽しくなく、思い描いていた仕事とちがった、と働き出して5か月後に気づいたとします。
やはり広報より、営業に戻りたいと転職エージェントに再度登録するようになったとしたら、それはある意味で「転職の失敗」と言えるかもしれません。
つまり転職の成功というのは、結婚とまったくおなじです。
結婚は教会で結婚式をあげてハイ終わり、ではありませんよね。
そのパートナーと死ぬまで何十年と一緒に暮らしていかないといけません。
いくら相手が結婚式の時に美人もしくはイケメンで理想だと思えても、パートナーが仕事で疲れて帰ってきても夕飯の料理を作らないでレトルト食品ばっかり、もしくは旦那がなんだか最近、夜遅く帰ると思ってたら会社の若い女といい関係になってた、では「結婚するんじゃなかった」と思いますよね。
結婚相手とどんな風に楽しく長い人生を歩んでいけるか、が大切になります。
転職もそれと同じで
「希望する転職したい企業への内定=ゴール」ではなく、あくまで
「転職後にイキイキと働けるか、もしくは希望した条件になってトータルで満足できるか」
で判断するべきものになります。
2については、そもそも中途採用は、第2新卒の若めの人をのぞいては
今までのキャリアや会社の規模、どんな業界で仕事をしてきたかなどの「あなたのキャリアの相場」で
選考の判断をされますので、とんでもなく劇的に条件がよくなることはありません。
(もちろん例外があります。無名中小企業からいわゆる世間では一流企業に決まるケースもありますがレアケースです)
今の会社が満足度が5点で、10点満点を求めて転職を繰り返すと、
それがきちんとした業務経験を積んだ上でのステップを踏んだ
計画的な転職であれば、もちろん賛成しますが
そうでなければ、ただ「青い鳥」を追いかけているだけの状態です。
転職の成功は、満足度(仕事内容や報酬など)のトータルで
自分の中で点数が上がったかどうかで判断すべきです。
ただし第2新卒で
給料も激安で残業時間が月に200時間以上がザラで、世間からブラック企業と言われるような劣悪な条件で働いていた人が
転職が決まった先が
[社員の満足度が高い会社ランキング」で上位に入るような
給料が高くて仕事内容もバッチリ合って、働きやすい会社になったとしたら
地獄から天国にうつったような心地になりますので
10点満点に近い感覚になるかもしれません。
ですがそういうケースはちょっとレアです。
(第2新卒のポテンシャル超高めの人で、新卒の就活でたまたま行く道を誤ったケースだとないとは言い切れません、経験上)
そもそも「転職における成功とは何?」と定義することから始めたいと思います。
「転職歴3回&転職エージェント勤務経験があるプロの目」から見た僕の意見を言わせてもらいます。
転職の成功とは「転職が決まった会社で働き出して、1年ないし2,3年過ぎて後から振り返って、嫌なところもあるけど、前の会社より今の会社の方がよかったな〜」と思えたら成功です。
ちょっとアバウトな表現かもしれません
もうちょっと客観的にいうと、「職場への満足度」(仕事内容から人間関係、給料・条件面トータルで見て)
前の会社は、満足度が4.5だったのが
今の会社に転職したら
満足度が5.5になった、6.5になった、と上がったら成功になります。
「会社への満足度」を構成する項目の比重はその人それぞれです。
ある人は給料かもしれませんし、休みの多さ、もしくは
「別に休みが少なくてもいいからとにかく希望した仕事がしたい」と真逆だったり
いや私は前職で人間関係に苦労したからプライベートな付き合いがない職場で働きたい、だったりするかもしれません。
どの項目に重点を置くかはその人によってちがいがあります。
「家選び」→賃貸のマンションを選ぶのにも色んな志向がありますよね。
都会か田舎かがいいのか、駅チカか、駅から離れていた方がいいか、など
人によって好みはさまざまです。
転職先に求める条件も人それぞれです。
給料は前職より下がってもいいから仕事内容が重視なのか、それとも仕事はちょっと希望からずれても給料が多いほどいいのか、
志向もちがうので、世間体を気にする必要はなく、転職に正しいあり方もありません。
あなたが「働き出して今の会社に転職してよかった!」と思うことができれば、転職に成功したと言えます。
逆にいうと
・仕事をする勤務先に何を求めるのか
・転職をして1番にどんなことを叶えたいのか
・自分はどんなキャリアにしたいのか
があやふやなままに活動をおこなって、「自分の本当の希望」とずれた会社で働くと
せっかく新しい会社で働きだしても
「やっぱり前の会社の方がよかったな〜」と失敗してしまいます。
ですので活動前の自己分析や業界研究は大事ですので、しっかりおこなってください。
さらに「成功」を考えるうえで、もう1つ大切なのは
上の成功の定義で、「働き出して」と言ったのには理由があって
1. 内定が決まった段階で「転職に成功」とするのは早い!あくまで働き出して期間がたってから成功かどうかを判断すべき
2.満足度の点数が1点でも上がれば成功、そもそも10点満点の転職先などない(あっても決まらない)と考えておく
です。
1については、たとえば
バリバリと営業職で働いていた人が、転職を希望し、キャリアチェンジで憧れの広報の仕事をやってみたかったとします。
そして運よく「企業での広報の仕事」で無事に内定が出たとします。
ですが内定が出て働きだしてから、意外に広報の仕事は雑用が多く、社内調整も前職の営業より多くなって、前職の営業時代より仕事が楽しくなく、思い描いていた仕事とちがった、と働き出して5か月後に気づいたとします。
やはり広報より、営業に戻りたいと転職エージェントに再度登録するようになったとしたら、それはある意味で「転職の失敗」と言えるかもしれません。
つまり転職の成功というのは、結婚とまったくおなじです。
結婚は教会で結婚式をあげてハイ終わり、ではありませんよね。
そのパートナーと死ぬまで何十年と一緒に暮らしていかないといけません。
いくら相手が結婚式の時に美人もしくはイケメンで理想だと思えても、パートナーが仕事で疲れて帰ってきても夕飯の料理を作らないでレトルト食品ばっかり、もしくは旦那がなんだか最近、夜遅く帰ると思ってたら会社の若い女といい関係になってた、では「結婚するんじゃなかった」と思いますよね。
結婚相手とどんな風に楽しく長い人生を歩んでいけるか、が大切になります。
転職もそれと同じで
「希望する転職したい企業への内定=ゴール」ではなく、あくまで
「転職後にイキイキと働けるか、もしくは希望した条件になってトータルで満足できるか」
で判断するべきものになります。
2については、そもそも中途採用は、第2新卒の若めの人をのぞいては
今までのキャリアや会社の規模、どんな業界で仕事をしてきたかなどの「あなたのキャリアの相場」で
選考の判断をされますので、とんでもなく劇的に条件がよくなることはありません。
(もちろん例外があります。無名中小企業からいわゆる世間では一流企業に決まるケースもありますがレアケースです)
今の会社が満足度が5点で、10点満点を求めて転職を繰り返すと、
それがきちんとした業務経験を積んだ上でのステップを踏んだ
計画的な転職であれば、もちろん賛成しますが
そうでなければ、ただ「青い鳥」を追いかけているだけの状態です。
転職の成功は、満足度(仕事内容や報酬など)のトータルで
自分の中で点数が上がったかどうかで判断すべきです。
ただし第2新卒で
給料も激安で残業時間が月に200時間以上がザラで、世間からブラック企業と言われるような劣悪な条件で働いていた人が
転職が決まった先が
[社員の満足度が高い会社ランキング」で上位に入るような
給料が高くて仕事内容もバッチリ合って、働きやすい会社になったとしたら
地獄から天国にうつったような心地になりますので
10点満点に近い感覚になるかもしれません。
ですがそういうケースはちょっとレアです。
(第2新卒のポテンシャル超高めの人で、新卒の就活でたまたま行く道を誤ったケースだとないとは言い切れません、経験上)
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