転職しやすい時期

転職の決まりやすさは、経済が不景気か、景気がいいかで左右される部分があります。

どういうことかと言いますと


○不景気  

求人件数 → 減   

求職者  → 多


→求人が少なくて、その少ない求人に応募者が殺到するので →

転職  →決まりにくい


○好景気

求人件数 → 多

求職者  → 減か不景気の時と変わらない

転職   → 決まりやすい

という状況になるからです。

また不景気になると求人が減って、応募者に求められる能力も上がる傾向にあります


たとえば、ある企業が不況の時に、営業事務の求人を出したとします。

派遣切りにあったOLの事務職の人が100人応募に来て殺到した
なんて例もあります。


とすれば、その100人の中から選びたい放題ですよね

そうすると企業は選びたい放題なので、100人の中から1人選べばいいので
目線も上がって、求める経験のレベルも上げることができます。

エクセルでマクロがくめて、経験は3年以上の20代
顔は芸能人の○○似で笑 というのは冗談ですが

狭き門の中を転職活動をしないといけなくなります。

反対に、不景気に求人の募集枠、椅子に座れる席が50席しかなかったとすれば
景気が良くなると、求人件数が増えるので、空いた椅子にすわれる席が150席に増えます


景気が良くて、人手が足りない企業であれば、自分の会社の社員が足りない状況だと

少し求める能力を落としてもいいから、空いた席=募集枠を埋めたい、という心理が働きます。

そうすると、好景気になると不況の時に転職が決まらなかったような求職者

「えー不況の2年前ならぜったいにこの人は転職が決まらなかっただろうな〜」という
人でも転職が決定できたりします


この時、「自分が他社でも通用するピカピカなキャリアをもってれば、好況、不況関係なく転職できるのでは?」と思うかもしれません


たしかにそれも一理あって、不景気でもピカピカなキャリアの人でしたら
転職が決まる人は決まります。

ですがそもそも、不景気だと求人件数が減りますので

そのピカピカなキャリアの人を募集したい、という求人企業の数自体が減って
募集をしていないケースも多々あります。

ですので好景気の方が転職がしやすい、という形になります。


不況の時はあえて転職活動しないのも賢い選択



こういうことを言うと、転職業界の人は商売あがったりかもしれませんが笑

経済の不況で求人が非常に少ない時に

転職しようかどうかと悩んでいる際は

「あえて動かないで転職活動をしない」という選択肢をとるのも1つです。

不況という嵐が過ぎ去るのを待って、2014年のように転職市場が好転してから転職活動をおこなう、という点です。

不況で会社が業績が悪くなれば、

リストラをしたり早期退職を実施したり、ボーナスをカットします。

そうすると「うちの会社、ヤバいんじゃないか」と思ったり
職場の空気が悪くなるので、転職したいな、とみんな考え出します

そうすると転職サイトや転職エージェントに多数が登録するようになります。

ですが不景気になると企業はリストラをするくらいですから

企業が採用を手控えるので、良い条件の求人が少なかったり
あったとしても応募者が殺到、求人応募の求められるキャリア経験もあがる流れにあります。

不況の時はみんなつらいのは一緒ですから
我慢して、みんなと逆の発想で、不況の時はあえて転職活動をしないのです。

好景気になった際には晴れて転職活動をスタートします。

*ですがこちらのページ(→リンク)でその人によって転職の最適なタイミングはちがいますので、常に確認しておくスタンスが必要です。

わかりやすい例としては、転職エージェントの業界大手の求人枚数で考えてみます。

大手だとリーマンショック後の2009年頃の求人件数は景気が鬼のように悪くなって

求人数はおおよそ2〜3万件で推移していたのを覚えています。

それが好景気と言わないまでも、アベノミクスやアメリカの景気回復で
日本経済に太陽の薄日が差してきたといえる

2013年後半には、9万件を超えている状況になりました。

2009年 求人件数 2〜3万件
 ↓
2013年 求人件数 9万件

*求人件数が3倍に増えた


と人口が1億2千万からそんなに増えてもいないことから
日本の労働者の数も変わりませんので(もしくは少子高齢化で減っていく)

景気が良くなったら、単純に1人あたりにまわってくる求人の枚数が3倍になっているのです。

求人枚数が多い方が、求職者にとっては

多く空いた椅子の席に、うまくもぐりこめればいいので、転職はしやすいと言えるでしょう。