転職の業種・職種

ここでは業界や仕事内容を問わず、転職の仕方の4パターンを説明できればと思います。


転職の業種・職種の4パターン

                転職のしやすさ
(1)同業界・同職種への転職    ↑
                   高
(2)異業界・同職種        

(3)同業界・異職種        
                   低
(4)異業界・異職種        ↓


になります。


どんな転職をおこなうにしても、上の4パターンに当てはまります。
自分が進みたい会社や仕事と、今までの職務経歴を比較してみてどれに当てはまるか
を確認しておきましょう。

ひとつずつ説明してきます。

(1)同業界・同職種

これはたとえば「証券業界の営業」をしている人が、競合他社の

「証券業界の営業職」に転職をするようなケースです。


・同業界=証券業界で一緒

・同職種=営業で一緒

になりますね。なぜ転職しやすいかというと、転職先でも業界がかわらないので、今までの証券の知識も使えますし、仕事内容も営業で変わらないため、ちがう業界の営業職をやっていた人にくらべて教育に時間もかからないからずにすぐに仕事をしてもらえるからです。

ですが営業や経理などの職種なら大丈夫ですが、

「化学メーカーの○○事業の○○という素材の開発エンジニア」の人が

競合他社のまったく同じ事業の開発エンジニアに転職したいと思ったケースでは

前の会社との守秘義務契約や競業避止義務(→リンク)にひっかかるケースが出てくるので注意が必要です。

仕事内容が専門的であるほど、その人の仕事のノウハウが事業の根幹をなす特許などにからむほど厳しくなります。


(2)異業界・同職種

これはたとえば

輸送機器業界の経理の人が、食品業界の経理に転職するようなケースです。


経理の仕事は一緒ですが、業界が輸送機器から食品に変わっています。

経理の仕事内容、決算書の作成、監査法人との対応、税金の計算などは一緒なので
こちらも転職は比較的しやすいです。


(3)同業界・異職種

ここら辺になってくると段々と転職がききにくくなります。

3番目はたとえば

小売りのスーパー業界の販売職の人が、おなじ小売りの経理に転職をしたい、という
ケースです。

おなじ小売りにいても、販売職→経理だとまったく仕事内容がちがうので、歳が若くて第2新卒でもかなり厳しいでしょう。社内異動をねらった方がまだ確率があるかもしれません。

異職種でも、たとえば

IT業界のSE→IT業界のセールスエンジニア

の方がぐっと可能性が上がります。SEの時の技術の知識が活かせますし、セールスエンジニアの求める条件のゆるさ(営業と技術を合わせたスキルという意味で)

経理に比べれば下がるからです。


(4)異業界・異職種 

いわゆる「未経験での応募」というものです。

たとえば

・携帯ショップの店長 → メーカーのエンジニア

・雑貨商社の営業 → 広告業界の人事

と業界も仕事内容もまったくの畑ちがいのパターンです。

基本的には第2新卒(22〜25歳)くらいの若さがないと、未経験の仕事での転職成功はホワイトカラー職種に限っていえば 厳しいです。

未経験での転職成功法についてこちらの章(→リンク)でくわしくお話ししますが

もし何かどうしても挑戦したい仕事があるのでしたら、なるべく若いタイミングで
挑戦するのをおススメします。また希望する仕事の業務内容をじっくり調べてください。

その仕事が単なる憧れで、やってみて違かったと失敗に終わり、また前の業界に戻ろうとするとキャリアの一貫性がなくなるのであとあと苦労をするからです。


*ただし比較的、求人ボリュームが多く離職率が高めの仕事、販売職や個人相手の営業職であれば年齢高めで未経験でも募集をしているケースもままあります。