転職の第2新卒

こちらでは前ページの続きで、第2新卒と呼ばれる年代の求められる能力
や特徴を考えてみたいと思います。

第2新卒とは、大学を卒業してから2〜3年くらい年齢

22〜25歳くらいの年代の求職者のことをいいます。


26歳が第2新卒に当たらないか、というのは微妙で
求人によっては26歳でも27歳でも人物よさそうであれば

履歴書出して、と僕が転職エージェントに勤めていた時に人事から言われたりもしてたので、定義はあいまいな部分もあります。


転職で求められる傾向


一言でいうと、第2新卒は「経験よりポテンシャル重視」です。

中途採用は、今までの業務経験をもとに、即戦力で活躍してくれそうかどうか
をみられますが、この22〜25歳くらいの第2新卒と呼ばれる年代では

業務の経験よりはその人のポテンシャル(=期待できそうか)を見て採用をします。

当たり前ですが、入社して1〜3年程度の経験なんてたかが知れているからです。

新卒とまではいかないまでも、「社内で教育して育てる」というスタンスで
むかえてもらえます。

ですのでたとえば大企業や有名企業に転職したい場合は

その人の人物がいいかの他に
30代以降であまり見られない、大学名の学歴や

社格(前職の会社の規模や有名度)が見られて採用されるケースがあります。


また第2新卒は、転職でまったくの未経験の仕事にチャレンジできる最後の年代だ、と
考えておきましょう。

未経験の仕事へのチャレンジとは、まったく畑違いの仕事に転職が決まる
という意味です。

IT系のSEから → メーカーの開発エンジニアへ転職

営業 → 経理

配送スタッフ → 営業


といった具合に、自分が経験した職種から全然ちがう職種に変更して転職が成功する
ケースです。

第2新卒の年代を過ぎるとほとんど未経験で応募できる職種がなくなります。

(*未経験職種は経理や開発といったホワイトカラーの職種の意味で、タクシーの運転手、工場の製造スタッフなどの現業系の仕事はのぞきます)

ですので、20代前半の転職希望者で未経験職種に応募したい人は
「石の上にも3年」といって我慢しすぎると、逆に未経験の仕事につけるチャンスをなくしますので、積極的に動いてみるのも1つになります。


企業はなぜ「第2新卒」の人材を採用したいのか


・新卒をとってゼロから教育をするより、一応はビジネスマナーや礼儀作法を身につけているのでその分、教育がラクなので採用したい

・20代後半、30代前半の転職希望者に比べて、前の会社にいい意味で「染まりきっていない」ので、うまく新しい転職先でもなじめる、と考えて

・年代が上がっている人より、新しい仕事への順応度や、会社ごとの独自のルールにもなじめそう

・新卒採用をするほど大掛かりではないが、中途採用だけをしている会社で、20代の若手がほしくて募集

などがあります。


ですので第2新卒の中途採用に求められる能力は


・年相応のきちんとしたビジネスマナー

・素直さや、新しいことを教えても指導しやすいかどうか

・業務経験よりは、若さや積極性

・前のページで説明したポテンシャルを感じるかどうか


という点が問われることになります。


逆に第2新卒に対して、求人企業が気にする懸念点としては

・前の会社を短い期間で辞めた場合は、うちの会社でも辞めてしまわないか不安

・新しい業務が合わないでやめてしまうのではないか、力を発揮してくれないのではないか

・たとえ転職する企業と同じ仕事の経験をもっていたとしても、中途半端な経験なので、
仕事で使えないのではないか

といった懸念をもっています。面接や職務経経歴書の作成の際には
これらを払しょくしていくことが求められます。