仕事の考え方とスタンス

「会社」と簡単にいっても働く人が自分以外にいれば、それぞれにちがう役割を
もっています。

社長がいれば課長もいる。開発や経理もいれば営業をやる人もいます。

全員がおなじ役割を持つわけではなく、職種やポジションごとに大きく4つのタイプ
に分けることができます。

いわば「自分の特徴」をつかむことで、適職を探すことになります。


1.創造、改善タイプ

2.専門家タイプ

3.マネジメントタイプ

4.維持、運用タイプ

の4つです。


1.創造、改善タイプ

まだない何か新しい仕組みを考え出しそれを世の中に広めたり、
仕組みを改善することでより良くしたい、と考えるタイプ

職種例 マーケティング  エンジニア SE コンサルタント


2.専門家タイプ

自分の専門分野をつくり、それを高めていきたい。自分一人で完結させ、責任を
もってやり遂げたい。

例 部下を管理しないプロフェッショナル職 資格専門職 経理 エンジニア

3.マネジメントタイプ

仲間と協調しながら一緒に仕事をすることを好む。組織でしかできないスケールの大きな仕事を完成させることにやりがいをもつ

例 管理職 プロジェクトマネージャー


4.維持、運用タイプ

すでに出来上がった仕組みを使って、価値を高めることに興味がある
仕組みを問題なく運用していくことが好き

例 営業  システム運用・保守


「対(つい)」になって向かい合うのは

1番と4番
2番と3番になります。

1番と4番

新しく仕組みをつくったり改善したりする興味が強いのか
出来上がったシステムの中で、働きたいのかの傾向です。


2番と3番

エンジニアでよくありがちな転職理由で

技術者として優秀な人で、会社に部下をまとめる役職者として期待をされ
マネージャーに出世したが(→3番)、「現場にかかわる時間が減った。部下の育成には興味がない」(→2番)と思い転職を考えたりするケースです。

こういうタイプの人は、2番の「専門家」の傾向が強いです。


会社はどれか1つのタイプで運営されるのでなく、比率の濃さ薄さはあれど、
1〜4番のタイプ、すべて必要とされています。

自分がどのタイプで、どこのポジションにいると心地良いかを知っておくのは大切です。

たとえば2番の「専門家」の傾向が強い人が集まる、研究機関・新薬の製薬会社だとしても、研究者をまとめる3番のマネジメントタイプは必要です。すでに開発された新製品や研究成果のデータだけをまとめる4番のタイプの人材もいるとより良く組織が運営できます。



仕事に求めるもので自己分析


仕事は人によって大小はあれ

・「幸せをはかる」尺度の1つ

にとらえられること


さらにどんな仕事に就きたいかを考える際は

・WIll = やりたいこと

・CAN  = できること

・Required = 求められること

の3つを考えることが大切です。


1.

仕事は普通であれば、1日24時間のうちの3分の1の8時間は費やすものです。
週に5日働くとすれば、1週間のうちでもかなりの割合を占めています。

そのくらいの時間をやらなくちゃいけなのですから

生きがい=生きていくはりあいや喜び

に仕事を加えられたとしたら、1つ楽しみが増えます。

もちろん「テレビゲームをしている時が生きがい」
「友達や彼氏と過ごすのが楽しい」

と趣味やプライベートに重きをもって感じる方もいると思います。


幸せかどうかをあらわす要素には

・健康
・仕事
・趣味
・経済面
・交友関係

の4つがあります。どれに重点を置くかは人によってちがいますが
「仕事」が1つになることを理解しましょう。


2.

3つのバランスが取れていると、仕事の充実や成功につながります。

分かりやすい例でいうと、サッカー日本代表の本田圭佑は

・WIll = やりたいこと

→サッカーのプロ選手。セリエAで10番をつけてプレー
 (少年時代の夢)

・CAN  = できること

→サッカー(小学校2年から)


・Required = 求められること

→サッカーで司令塔としてチームの勝利に貢献すること
 (セリエAのACミランの10番になった)

とすべて一致しています。本人の才能や努力ももちろんありますが
仕事が充実して成功する、かつ少年の頃からの夢でもあるので、超ハッピーといえるでしょう。


反対にこの3つがバラバラだとうまくいきません。

3つを近づけるようにすると人生がうまくいき始めます。

IT関係のSEをやっている男性がいて会社では評価が高い
趣味がイラストで、イラストレーターになりたい
だが独立して食べていくほどの腕はないとすると



・WIll = やりたいこと

→ イラストレーターになりたい


・CAN  = できること

→ SEとしてシステム開発(キャリア10年)
  イラストを描くこと(セミプロレベル)

・Required = 求められていること

→ 現職のIT会社では幹部として部下の指導、開発の主導的な役割を担ってほしい


CAN と Required  が一致せず、独立してイラストレーターになったとしても
苦しい思いをするかもしれません。

WILLをRequired(IT関係での高評価) に歩み寄らせるとうまくいく可能性があります。

もしくはイラストレーターとしての能力をすさまじくアップさせて
CANの能力を上げるしかありません。