転職で軌道修正

行き当たりばったりで転職を繰り返していくと軌道修正は効きにくいです。

逆に「将来こうなっていたい姿」というのをなるべく若いうちに先に決めて
そのために、キャリアを積んでいたとしたら修正はきかせやすいです。


・「こうなりたい姿」を自己分析で決めて
・1年ごとでもいいので、それに向かっているかを確認する

のが大切です。


「将来は海外で英語を使ってバリバリ働きたい」と考えるBさんがいたとします。

海外に支店がたくさんある大手メーカーに就職しました。

配属されたのは、資材部でした。海外の工場や仕入れ先とやり取りするので
もちろん英語を使い、職場でも飛び交っています。

しかしどちらかといえば、資材部はデスクワークで机に座っていることが多く
電話やメールで連絡するのがメインで、外国人と会って仕事をする機会もほとんどありませんでした。

会社も社風も、古きよき日本的な企業で、「国際的に活躍する」という目標とは
それてしまっているように感じました。

そこで、Bさんは改めて自己分析をおこない


国際的に活躍=外国人とも円滑に会話できる英語力、コミュにーけション力
自社に利益をもたらすための、渡り合える交渉力、外国人と商談や会議を頻繁におこないたい


と定義しなおしたとします。


この姿に近づくためには今の資材部ではかなえられないことが分かりました。
会社には「海外営業」ができるようにちがう部署への異動願いを出すとともに

・未経験で海外営業がチャレンジできる求人

への応募も進めるようにしました。


長い仕事人生の中では、自分が考えた姿とはちがう方向に進んでしまう可能性も
あります。

そういう時に、将来の大きなビジョンをもっておけば、それた方向に進んだ時に

・どのくらいの程度でそれているか
・転職しないといけないくらい違うか

をその都度に考えることができます。

これはなるべく若いうちに設定すべきですが、30代や40代でもそれ以降の年代でも
遅くありません。


歳をとっていても今ある選択肢の中で、「将来のこうなりたい姿」を思い浮かべましょう。

日本人の寿命は80歳を超えてますし、「ケンタッキーフライドチキン」
を創設したカーネルサンダースは65歳で、フライドチキン屋を起業しました。

遅いか早いかと感じるのは自分次第です。

大もとの「こういう風になりたい」という姿に近づこうと仕事をしているなら
自分の物差しで判断して行動できるので、他人の評価は気にしにくくなります。

人生で不幸か幸福かを評価するかは、自分がどう、その出来事を感じるかでしかでしかないのです。


リセット転職はできるか?


転職で人生のやり直しはできるのか?という点を解説します。

・やり直しはきく

→ただし年齢は20代半ばくらいまでがしやすい
 それ以上30代40代になると年があがるほど厳しくなる

になります。

「リセット感覚で転職はするな」これはごもっともだと思います。

僕自身の転職歴をお話しすると、1回目の24歳で転職したのは
まさしく「リセット転職」に近かったです。ですが

・テレビゲームと似たように、

ゲームを進めた際に気に入らない状態になった
もう1度最初からスタートさせたくなった


から電源を切って再スタートのように、いかないことが多い
というのも理解しましょう。

リセットがききやすいのは、転職市場で説明しますと20代半ばくらいまでです。
未経験での採用はこのくらいの年代がリミットに近いからです。

将来進みたい方向性をガラッと変えたいということであれば
なるべく早く決断しましょう。

もちろん30代40代で人生やり直そうと思えば、人間いくらだってやり直せます。
ですがその時に職業を選ぶ際の選択肢は、こと転職市場で見た場合は、20代の若いころに比べて門がだいぶ狭くなっている、今までのキャリアに引っ張られて有利にも不利にもなる、と考えておきましょう。


また

・今の自分を受け入れてくれるような居心地の良い職場
・環境さえ変われば、自分は変われる
・合わない
・イメージとちがった

といった、キャリアを積むという目的ではない理由での
転職といったのも慎重に考えておく必要があります。

自分の思い通りにならないことがあると、すぐに見限って
他の職場へ転職しようとするスタンスは考えものです。


実際に僕が転職会社に勤めて色んな登録者を見てきた中では

・平日勤務の職場から土日休みの会社にうつってプライベートの時間がたくさん
 もてるようになった

・ブラック企業から普通の会社に転職が決まり、人間的な生活を送れるようになった

と合わない職場から、本当にハッピーになった人も見ました。ですが全員がそうなったわけではありません。

もちろんきちんと計画を立てて努力をすれば成功します。
しかし転職回数を1回増やすことが、リスクになる、というのも頭に入れて行動をしましょう。


理由は誰でも想像はつくと思いますが

1 転職回数が多いと、企業から評価が下がる、致命的になりうる
2 自分のスキルやキャリアが中途半端になる

からです。



転職を繰り返してきた人はある調査で

肯定的 or 否定的どちらに評価する?という質問で

8割の企業が否定的に評価する、とデータが出ました。

理由は

・人間関係をちゃんと作れない、正確にまずさがあるのでは?
・イメージとちょっと違うと、入ってもすぐにうちの会社もやめそう
・粘りや根性がないのでは
・責任感がなさそう

という悪い印象が企業からもたれます。

1回、会社を移るということは、赤ランプが1個「ポン」と光がともってしまう
ことになります。





さらに、ビジネスマンの教育にお金をかけるのは、社会に出ると学校ではなく、勤めている企業です。研修会社に出してくれたり、仕事で失敗して損失を被っても、金返せと勤めている企業からは言われません。

若い年齢の人の場合は、コロコロと移るのでなく基本が身につくまで嫌なことがあっても
我慢して1社で働いた方が得策なこともあります。
また長くいた方が、経験やキャリアの積み重ねも得られます。

もちろん転職という選択肢が自分にとって最良だと考えられるのであれば
するべきです。しかしコインの表と裏ではないですが、行動の裏にはリスクもともなう、ということを知っておきましょう。