何のために働くのか?

自己分析をするにあたり、「何のために働くのか?」と
いうことを再度、考えてみるといいでしょう。

 

なぜかというと、「転職する」ということのおおもとにあるフレーズだからです。
個人ごとで微妙にその理由はちがいます。

 

 

「世間では働くのが当たり前だから」
「○という夢があるから」
「親が正社員で働かないと泣くから」
「家族を養うため」

 

その目的によって、選ぶべき会社、労働条件が変わってきます。

 

 

転職=違う会社で働くことを検討

 

    ↓
 そもそも
 働く とは?

 

 できることならみんな働きたくない、遊んでたい 

 

    ↓
 理由・目的

 

 じゃあ、なぜ働いているのか ←ここを考える

 

 個人ごとによってビミョーに理由がちがう

 

 

目的は何でもかまいません。どんな目的なら正解、というのはありません。

 

しかし自分の本質に気づいておくことで、より納得感のある転職ができます。

 

また企業に応募する際は、そのまま本音の「嫁さんと子供を食わせるため」と、転職理由を話す必要はありません。そう話すと受かりませんので。

 

「働く」ということの価値観には下のように大きく6つあります。

 

 

1.仕事は生活を支えるためだけ。趣味やプライベートを充実させたい

 

2.仕事で自己実現をはかる、夢をかなえたい

 

3.仕事は生活を支えるもの。しかしやるなら楽しい仕事がしたい

 

4.仕事は報酬を稼ぐため。ガンガン稼ぎたい

 

5.仕事で人の役に立ちたい。社会貢献がしたい

 

6.仕事を通じて自分の能力を上げたい。スキルアップさせたい

 

 

どれか1つに当てはまるということはなく、複数で該当するものがあって
さらにその強弱もちがうと思います。

 

上の6つでランキングをつけてみましょう。
そうするとおぼろげながら、どんな転職をすればいいか見えてきます。

 

たとえば、4番と2番の順位が高くて、5番の「社会貢献」という項目が
ランキングの最下位の人がいるとします。

 

「仕事で報酬をどんどん上げていきたい。目標が明確にある。あまり他人がどうこう、というのは気にしてない」というガツガツタイプです。

 

こういう人が、「医療業界の看護師さん、リハビリ職、介護の仕事」についたとしたら
まず価値観があいません。

 

医療の仕事は、「誰かに役に立つ。奉仕する」という価値観が強いです。
給料も厚生労働省が決める「点数」によって左右され、だいたいの職種ごとの年収相場が決まっており
役職がアップしない限り、そうそう大きくは年収がかわりません。

 

マザーテレサが有名ですが、困っている人や社会で恵まれない方に

 

ボランティアを無報酬でやるタイプの方も多いです。

 

また医療=金儲け、という考え方は業界的に好かれません。
美容整形は今でこそ一般的ですが、昔は「医者が金儲けなんかして」と嫌われていました。

 

一概にはくくれないですがイメージをつけやすくするためにあえて伝えると

 

医療業界に多いタイプの方は、ちょうど上の方と逆

 

5番が最上位

 

4番が下、にくるタイプの方が合っています。

 

逆にこういうタイプの方が「実力主義のマンション販売の営業マン」の仕事をしたとしたら
辞めたい、と思うでしょうね。

 

どれがかっこよくて、ダサいなどはありません。要は自分にフィットするかどうかです。

 

ですからまず自分は「働く」ということの価値観を明確にしておくと、その後の仕事選びが
楽になります。

 

 

上の1のパターン

 

このタイプは当たり前ですが「残業時間」が少ない仕事をとにかく目指しましょう。
また「低・中・高年収&仕事ラク」の業界でとにかく
「仕事が楽」のゾーンを目指すと価値観とフィットしやすいです。

 

正社員だと責任が重くなり、急な対応や残業も多くなりがちです。
身分の保障が落ちますが、非正規の派遣やパートで働く時間がきっぱり決まっている
働き方も相性がいいです。

 

 

 

企業への転職理由に使うと評価されやすい価値観です。また自分にとっての自己実現や夢が何なのか
を明確に、かつ時系列で決めておくと満足感の高い転職ができます。

 

さらに面接では、入社と自分の希望がどう結びつくのかを語れる必要があります。

 

 

 

年収をアップさせることが1番の順位にくる価値観です。

 

注意点としては、この価値観で仕事を選ぶことで「犠牲にすること」が
どこまでなら許されるのか、ラインを考えておく必要があります。

 

例が悪いですが極端に説明すれば

 

いくら年収2000万円稼げるといっても

 

知らないおばあちゃん・おじいちゃんに息子のふりをして電話する「○○詐欺」を
やる、という人はいないでしょう。

 

これは「年収と仕事内容」が片方の「年収の高さ」を選べば、もう一方の「仕事内容の価値」が
ダダ下がり、という例です。両者のバランスが大事です。

 

他にも

 

 

・人間関係
・残業時間
・通勤時間
・ストレスのかかり具合  など

 

各項目でどこまでなら年収の高さと犠牲にできるか、をあらかじめ
決めておくのが転職後に苦労しないで済みます。

 

 

 

上の4番とこちらも同じです。

 

「楽しさ」とその他の条件のバランスを考えましょう。

 

 

「バイクに乗るのが趣味」という方がいたとします。休みは毎週、バイクに乗って
ツーリングをしてます。男性で年収は650万円です。

 

しかしもし自分が住んでるエリアのバイク屋さんの求人で
年収が300万円でしか転職ができないとしたら選ぶでしょうか?

 

一気に年収が半分になります。よっぽど覚悟が必要ですね。

 

ここでは「仕事の楽しさ」と「年収」が天秤にかかりました。
「楽しそうだが年収が釣り合わない」と候補がはずれるかもしれません。

 

こちらも4番と同じく、許せるラインを楽しさ以外で決めてください。

 

 

 

自分にとっての「社会貢献」という定義が何に重きが置かれているのか?

 

どの仕事で1番実現できそうかを考えましょう。

 

社会への役立ち方はさまざまな角度からアプローチできます。

 

・医療で重い病気の方に  →医療業界
・歳をとった年配者に   →介護
・政治で日本をよくしたい →政治
・過疎化がすすむ故郷を何とかしたい →公務員
・子供に安全な食物を食べさせたい  →農業・漁業・食品業界

 

上のように対象や切り口は色々あります。
どこのゾーンに貢献できれば、自分が1番うれしいか、また転職がききそうか
を考えてみましょう。

 

 

 

・マーケティングや経理や財務の事務系専門職
・ITや製造業、建築のエンジニア
・弁護士、税理士、フードコーディネーターの資格職
・料理人、美容師の職人

 

などの仕事と相性がいい価値観です。

 

特定の分野や仕事の専門家を目指す生き方です。

 

上の4番目は特にそうですが、数年の修業する期間が必要な仕事もあります。
また難しい資格を取るために何年間も勉強が必要になるかもしれません。

 

最新の技術情報をキャッチアップしておくことも大事です。

 

キャリアや経験年数が高くなるほど年収も比例しやすいゾーンでもあります。
これらの職業に就いた当初は、給料が低くなる可能性も理解しておきましょう。