自己分析と感情

自己分析の棚卸しの部分でちがう切り口の方法を紹介します。

・感情の浮き沈みを書きだしてみる

ということです。

すでに作成した棚卸しの自分の業務の時系列の一覧の横に

・苦労して毎日辞めたいと思っていた
・胃が痛い日々が続いたが、目標を達成した時、プロジェクトが終わった時はすごくうれしかった

といった感情面でのつらなりを書きしるしておきます。

社会人をやっていれば嫌なこと苦しいこともあったと思います。
プラスだけでなくマイナスな時の感情も区別なく書きましょう。


この作業をおこなう理由は

・人間は感情の「うれしい・つらい」と感じたタイミング、感情の波の振れ幅が大きい時に、自分が成長した経験になっている可能性が高いため

だからです。たとえば仕事でなくスポーツで考えてみます。

高校生で野球部に所属する人が、1番の悲しい思い出は?と聞かれた時に

・甲子園出場をかけた野球の決勝戦で、惜しくも負けたこと

だったとします。

この時の経験は、たとえ決勝戦で負けたとしても

・仲間と協力し合って最後まであきらめずに戦った 
・雨の日も風の日もそれでも練習をし続けた
・準決勝で5点差で負けていてあきらめかけたが、仲間と団結して逆転、乗り越えた
・練習で2回、仲間が喧嘩して退部しそうになったが、説得して引き止めた

といったことをしていれば、これは悲しい思い出ではあるかもしれませんが
自分のスキルを上げる成長の機会がたくさんあったことも分かります。

「悲しい思い出 = 感情の起伏が大きい = 成長機会が高い」になっています。

逆にこの高校生にとっては、学校の授業で身が入らずほとんど寝ていたのであれば
うれしくも悲しくもないし、感情の波は大きくありません。
授業でほぼ寝てたのであれば、成長する機会はほとんどないでしょう。


次に棚卸しの作業をした紙に、感情面でのコメントを書いた後は

○2

人生の折れ線グラフ

のように左右に、グーと線を引っ張ってみましょう。
これは、楽しい時は上、悲しい時は下といった具合に「幸福・不幸」の軸で
引いてしまってかまいません。

会社に入って積み上げたキャリアでは、山あり谷ありだったことが分かります。


○3 ポータブルスキルを記入

次にそれぞれの左右に波打った線の中で、


先ほどの高校野球の例であれば

・決勝戦で負けた  

  ↓

・雨の日も風の日もそれでも練習をし続けた

  ↓
 どんな環境でもやり続ける根性、忍耐力、継続力を身につけた

といった具合にスキルの面まで落とし込みます。

僕の経験した転職エージェントの営業ですと

・取引先の新規開拓のために、知らない会社に1日300件、毎日電話した業務は
大変で、ガチャ切りや文句を言われたりもしたのでストレスがたまりました

→しかしここでは、

・ゼロの状況から取引先をつくる、開拓力
・ストレス耐性や根性
・達成力

というスキルを手に入れました。

特に山や谷の部分の「振れ幅が高いもの・低いもの」があれば、そこは成長した度合いが高いポイントになる可能性が高いです。