キャリアプラン

自己分析の最後は

 

・将来のビジョン

 

を考えます。なぜこれをやるかというと

 

・棚卸し      →過去
・できること    →現在
・キャリアビジョン →未来

 

自己分析はそもそも上の時制の流れにそっておこなっているからです。

 

今後どんな方向に向かっていくのか、未来を見据えておかないと
方向性が定まらず、後からこういう人生にしたいと思っても後戻りができなかったり
、人によっては業種や職種のチェンジをしたくなるからです。

 

もちろん計画を立ててもうまくいかないこともあるのですが
立てないよりは軌道修正がききやすいですし、ビジョンに照らして今はどの段階で、仕事をしているのかが分かるので、納得感をもちながら日々の仕事に打ち込めると思います。

 

計画は具体的に目標がある人は細かく、なければ大ざっぱに書いてもかまいません。

 

ライフプラン(人生設計)の全体を考えながら、キャリアプランも組み立てます。

 

ライフプランは

 

・家庭
・職業
・趣味
・社会との関わり

 

4つです。

 

仕事は「職業人」としての1つにしか過ぎないです。

 

人によっては「仕事中心」いや「プライベートが中心」と重点を置く所はちがってきます。
人生全体の中で、仕事をどうとらえるか、他とバランスを保ちつつ、どこまで究めたいか
を考えます。

 

プライベート中心だとしても、ご飯を食べていかないといけないので、「働く」ことをすべて切り離すことはできないと思います。

 

平日5日間、1日で8時間は仕事で多くを拘束されるので、「仕事の時間」が充実しているのに越したことはないと思います。ですからキャリアプランを立てることに意味があるのです。

 

 

・キャリアプラン

 

1年後・5年後・10年後、年代ごとに目標を記入します。

 

その目標に到達するのに必要なアクションプランを記入します。

 

 

その際に気をつけておくことは

 

1 その仕事はどのくらいの期間できるのか?

 

2 問題点はないか

 

 

の2つです。

 

1 

 

・年齢に影響されない仕事
・年代が上がると影響する仕事

 

の2つがあります。

 

前者の影響されない仕事であれば、その職業や会社にいることが、目標につながる
のであれば、そのまま計画を作っていきます。

 

後者は、年齢が上がると辞めないといけない仕事

 

例 引退があるスポーツ選手、エンジニアの一部で年齢が上がると体力的にきつくなる仕事
など

 

は、変更をしないといけない時期がいつか、また変更後にどんな仕事に就きたいかを考えます。そこから計画を練っていきます。

 

 

2 問題点

 

計画を立てる上で問題になりやすいものがあります。

 

 

(1)目標と今の自分に差があり過ぎる

 

→起業して会社を起こすことが目標だが、何の分野で起業したいかまったく固まっていない

 

(2)目標の到達をはばむ「壁」がある

 

→ 一級建築士の資格を取り、建設会社で出世するのが目標だが、忙しすぎて
  勉強する時間が取れないなど

 

(3)やりたいことが複数あり、絞りきれていない

 

(4)目標の障害になる自分の努力の問題以外の理由

 

→ 会社の業績が悪く、大規模なリストラがおこりそう
  目標としている分野の仕事が、将来の技術革新でなくなりそう、など

 

 

になります。それぞれ問題点がどこにあるかを見極め、
妥当な解決策を、プランを立てる段階で練っておきましょう。
この段階で考えておけば、後から困ることは少なくなり、うまく乗り越えることができます。

 

またちがう効果もあります。仕事の選び方のこのページでも似た作業をしますが

 

・「未来のこうなりたい自分」を知ることで

 

・今の自分を見つめ直すことができるからです。

 

未来に明確に「こうなりたい」という目標があれば、今は惰性でだらだら仕事をしていた
自分がいたとしたら、自己分析が気合を入れなおし目標に向かって歩み出す、機会になります。

 

 

5年後・10年後の目標を立てないと後悔するかも

 

面接の質問でも時たま聞かれることですが、より良い転職にするために
これを考えておくのはプラスになります。

 

1つの例をお話しします。
どこかに海外旅行に行くとします。

 

初めて行く土地なので、どういう観光地があるのか
どんな料理がおいしいのか、お店がどこにあるか分かりません。

 

事前に調べて計画しておけば、スイスイと計画に沿っていけばいいので
迷わずにおいしいお店やきれいな景色の観光地に回れます。

 

何も調べなければ、現地で探し始めて運よく見つかればいいですが
限られた旅行の時間の中で、探すために現地で調べないといけないので
時間がかかります。

 

交通手段も行き当たりばったりなので、途中で道に迷う可能性
偶然入った飲食店がうまいかどうかは未知です。

 

これと同じで、転職で将来的なビジョンを決めずに活動をし始めると
深く考えずに行動した結果、5年後や10年後に響いて後から後悔する恐れがあります。

 

 

例1  

 

営業職で入社したFさん男性24歳がいたとします。

 

若い第2新卒なので、ポテンシャル採用の未経験の業界・職種にもアプローチが可能です。

 

Fさんは6大学卒でハキハキしてい印象が良く、地頭もいいので、転職活動を始めて順調に
3社から内定が出ました。

 

 

1社目 

 

営業職 

 

大企業で老舗のメーカー企業

 

 

2社目

 

営業職

 

従業員100人のネット業界のベンチャー

 

 

3社目

 

フィールドカウンセラー
(フランチャイズ店舗の経営相談員)

 

大手コンビニチェーン

 

 

特に決まった目標やビジョンをもたずにやって、内定が出たとします。

 

人生の選択・別れ道ではないですが、3つのどれかを選んだとしても
その後の5年後10年後のキャリア人生は大きく変わります。

 

 

1社目は

 

福利厚生や給料の年収も高めです。

 

しかし大手企業にありがちですが、上の年代の社員数の層が厚く、詰まっているので
出世は遅めだったりします。社内で在籍年数と就く役職が大まかに決まっていて
5年後は主任クラスかもしれません。

 

 

2社目は

 

ベンチャーは任される業務の幅が広いので、営業で入社したがそれ以外の仕事
「○プロジェクト」のリーダーや人材採用の仕事を兼務させられるかもしれません。

 

営業以外の仕事はやりたくない、という人や
制度や社内システムが大手にくらべると未整備なので、それが嫌だ、と感じる人もいます。

 

ですが1社目よりは社内の人材層も薄く、年次に関係なく誰でも上のポストを目指せるので
出世は早いです。
頑張れば、5年後にマネージャー・部長クラスになれるかもしれません。

 

 

3社目はそもそも上の2社と職種がちがいます。

 

業界と職種がちがうので、5年たった後に、「営業に戻りたい」と思っても
ちがう仕事をしていたので、キャリアが合わず

 

受けられる営業の求人が少なくなります。

 

 

この3つを見ても、内定が出た3社で、どこの企業に入社するかによって
大きくその後のキャリアの方向性がちがってきます。

 

深く考えずに流されるままに転職をしたとしたら

 

「後からこの方向が良かった」と気づいても後悔が大きいです。

 

さらに、ビジョンをもった転職であれば、職場で辛いことがあっても耐えられますし
軌道修正も、おおもとのビジョンがあるのでかけやすくなります。