転職でしたい仕事が分からない

「やりたいことが分からない」
「転職をしたいがどういう会社を選べばいいか思いつかない」

という人に向いた、あまり難しく考えずにおこなえる方法を紹介します。

それはインターネットの求人情報サイトを、1つずつ求人を受けるか
受けないか、ということは置いておき、先入観なしで

ずーと片っ端から「ぼーっと」眺めていくのです。

そうするとほとんどの人が、

『ピンとくる会社の雰囲気・心が動く求人の内容』というのが
1つか2つ出てきます。

反対に「こんな会社は嫌だ、絶対に働きたくない」という内容も浮かび上がります。

「賞与は個々の営業成績を反映する比率が高いって、何だかノルマがきつそう、固定でもらえる方がいいな」
「平日は残業で21時くらいまで会社には残っていいけど、土日はしっかり休みたい。
メリハリがある職場の方がいいな」
「この電車の路線だと、自分の家からだと1時間半かかるんだ。50分くらいまでが耐えられそうだな」

などの見落としていたが自分にとっては、それなりに重要な職場選びの基準が見えてくるかもしれません。

チラシの端切れでもメモ帳でもいいので、

・求人名
・なぜ良い・悪いと思ったのか

を走り書きで、メモしていきます。

確認する量を増やしていき、メモの量も次第にためていきます。

そうすると自分では意識していなかった
共通する良いなと思う条件や、会社の事業内容、面白そうと思える仕事が
が出てくるかもしれません。


いくら巷の転職本のように

・自己分析
・やりたいこと

を考えましょう、といって同じようにやっても

頭の中で思いをめぐらして、「やりたいこと、ないな」と出てこなければ先に進めません。


それを転職サイトのリアルな求人情報を多くながめることで、イメージしやすくするのです。自分では気づかなかった潜在的な希望が浮かび上がってくるかもしれません。


転職先 好きな事/何が楽しいかで見つける


転職したいが「何をやりたいか見つからない」という方に
仕事探しのヒントになる方法の2つ目です。それは

・どんな状況なら仕事を頑張れそうか

で探してみる、になります。


広告業界に進みたい
人事がやりたい

といった具体的な職種名や業界を決めて転職活動をするのも大事です。

しかし経験した業務がことなったり、人気のある仕事だと何十社と応募しても
全部が書類選考で不合格になる、というのも珍しくありません。

そこでやってほしいのが

「残業が少なく19時半には帰れるのがいい」
「会社が急成長中で、仕事は大変だが任される業務のレベルも高く、幅広い
環境でバリバリ働いて出世したい」など

・どういう状況なら居心地がいいか
・どんなタイプの仕事、環境なら頑張れそうか

という具体的な仕事名でなく、上のようなもう少し「ふんわりした内容」で
仕事探しをしてみるのです。

たとえば、コンサルティングをやりたい、というUさんがいたとします。
Uさんの仕事は、現在は事務機器の営業職です。

外資のコンサル会社を3社受けて不合格になりました。

外資系のコンサルティングファームは、大学生の新卒採用でも人気が高くて難関です。
大学は超高学歴や海外の有名大学の人が採用され、さらに採用試験ではトンチやクイズのような筆記試験もあります。ロジカルシンキングや論理力が求められ
中途採用者は、前職が有名企業出身者が採用されたりします。

狭き門なのと、Uさんの卒業した大学も中堅私大、会社もどちらかというと体育会系のゴリゴリ営業していくような会社です。転職活動はうまくいきませんでした。

ここでUさんがなぜコンサルティングをやりたいのかを考えてみます

・数字を分析して改善策を出すのが好き
・客観的なデータを積み上げていくプロセスが心地いい
・経営に興味があって、それをアドバイスする仕事がしたい

というのが理由でした。

このような要素で仕事ができるのは、外資のコンサルティングファームだけでは
ありません。

たとえば

ウェブ制作会社でのウェブコンサルティングの業務・営業職

インターネットのショッピングモールの会社で、ネットショップ店主に対しての
アドバイスや運用支援

の仕事もUさんがやりたい要素と同じことができます。

インターネットというツールで

どうやったらお客さんが増やせるか
商品がたくさん販売できるようになるか

マーケティングの知識や客観的なデータを使って、コンサルティングやアドバイスを
仕事としておこないます。
成功すれば、お客さんの売上はアップし、経営へのインパクトが大きい業務です。

外資のコンサルよりは採用の難易度もかなり下がりますし、

・事務機器の営業で、どう数字やデータを分析して売上増大につなげたかをアピールする
・ネット業界にその能力をどう貢献できるかを話す
・事務機器の営業で培った根性や顧客との付き合い方

をアピールすると合格する可能性が高まります。

このようにコンサル業界と限定すると、せまかった志望先が

『数字の分析・経営へのアドバイス』


という『その仕事に興味をもった要素』を抜き出して考えると

思わぬ業界が応募先へと広がります。

軸は仕事以外にも作れます。

・休みはこの曜日がいい
・会社の雰囲気は若者が中心で和気あいあいとした感じ

といった社風の軸などもできますので、こういう方法で考えてみるのも1つです。