転職で最終面接の不合格の理由

最終面接で不合格が続く転職者の人もいます。
その理由について考えてみたいと思います。


○理由1 将来のビジョンや転職の覚悟が見えない

最終面接で登場する社長や役員陣は長期スパンで人材を見ます。

「わが社の将来の成長を支えてくれる人材か」という視点です。

いくらキャリアが求人と合っていても、将来にわたって自己を高め
成長させたい、という姿勢が見えないと、

「長く人件費を支払う投資に見合う人材ではないな」と思われ、不採用になります。

また在職中の応募者の場合は、「今の会社を捨てて、御社に行きます!働かせてください」
という熱意や必死さが見られないと、「本当に転職する気があるのか」と思われ、内定を
出す決め手に欠けて不合格になります。


○理由2 前の面接とのズレがあった

1次と最終面接で話をした内容にズレがあると
「この前と言っていることが違う」となります。

「一貫性がない」と判断され不合格となります


○理由3 自分を作り過ぎた

最終面接では、経営陣や社長が登場します。

1次2次まではキャリアが合って優等生的な受け答えをしていれば、
選考は進んでいく面もありますが、最終面接ではそういかない場合もあります。

社長や役員が出てくるからです。経営者はひと癖もふた癖もある人物が大半です。
2次面接までの中間管理職の課長・部長とはちがった視点で候補者を見ますので、
対策が必要です。

・社長は「勘」で候補者を見てくる

ギャンブルのように、丁か半かということでなく、自分の「直感」を信じるといって
いいでしょうか。

会社を経営することは、暗闇の海で視界が悪い中、自分の判断1つで
素早くどちらに進むかを決めるようなものです。右か左か正確に判断がつかないものも自分の「勘」を信じて意思決定します。そうすると人材採用においても、自分の「勘」を信じて採るか採らないかを決めたりもするのです。

また「その人物を信頼できるか」という点でも見ます。
「能力うんぬんでなく、本質的にその人物がどうか」という点です。

経営者の場合、山あり谷ありを経験し、ビジネスに慣れた相手です。
そういう相手に自分を作り過ぎた姿を見せると、見抜かれて「嘘くさい、信用できない」
と思われます。

経営者の場合は、それまでの人事とは違い、人材を会社の中に入れる入れないを最終的に判断します。

そうすると、変な人物を雇うと会社がおかしなことになるので、「その人物を会社に入れても問題ないか=信頼できそうか」という点でも評価するのです。


○理由4 他社で内定が出て強気になった

1次面接で高い評価を受けていたのが分かり、
最終面接は「顔合わせぐらいだろう」とタカをくくって
強気な態度で面接を受けてしまうと、不合格になることもあります。

内定が他社で出たことで安心し、他社以上の給料が出ないか
確認したり、条件交渉を口に出すと、「なんだこの態度は」と悪印象を
もたれ不合格になったりします。


○対策

経営者相手の最終面接は、作ったきれいな表現でなく、「本音をぶつけられるか」どうかです。
少し粗削りな伝え方になってもいいので、「心の底からこうなりたい・こうしたい」というのを
情熱や熱意を、自分の言葉で語れるかどうかです。必死さが出るか、です。

『ここに落ちたら死にます』くらいの気持ちで、ぶつかっていけば道は開けると思います。